傭兵代理店の続編
★★★★☆
15年前に自分を陥れた敵に復讐を果たした藤堂は
モチベーションがなくなりランカウイで燃え尽き症候群になっていた。
そんな折、突如として現れた謎の武装集団に襲撃を受ける。
彼らの正体、そして目的は何なのか。
前作「傭兵代理店」の筋をそのまま引き継いでいる為
先に前作を読んでから手を出した方が良いでしょう。
内容はさすがに少しトーンダウンしてしまった感がありますが
それでもその辺の小説に比べれば面白いです。
話題作でも何でもありませんし映像化もされないでしょうが
マスコミに作られた話題作なんかよりも余程読み応えがあります。
ハードボイルドなミリタリー系統の作品が好きな人にはお勧めです。
系統的に近いため福井晴敏氏のファンにもお勧めできます。
残念ながら美少年や美少女は出てきませんがね。
個人的には前作の方が面白かった為、星を一つ減らして4つとしときます。