それにしてもギャンブルの奥深さは、とても魅力あるもので、ヤミツキになりますね。
私も、高校一年から麻雀の虜になり、将棋も参段に認定していただいていますので、勝負事は大好きです。負けず嫌いですから、先崎さんのような本職の勝負師の書かれた物はとても参考になりました。
「おいちょかぶ」や「手本引き」の細かいルールを本書で学びました。子供の頃から「花札」で遊びましたが、花札を使った「おいちょかぶ」を実際にしたことがなかったので、とても勉強になりましたし、解説が分かりやすく丁寧ですね。
「手本引き」も映画の中でしか見たことがないわけで、指南書のひとつとして読ませていただきました。
先崎学さんの異才にあらためて感心しましたね。
麻雀、ポーカー、ブラックジャック、バカラ・・・。とにかく多様なギャンブルについて語られている。本の趣旨はともかくとして、少しでもギャンブルに興味のある人にとってはすごく楽しめる一冊である。
自らが生業とする将棋について「将棋をギャンブルだと思ったことは一度もない」という辺りも勝負師としてかっこいい!