インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

彼女が恐怖をつれてくる (光文社文庫)

価格: ¥520
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
う〜ん。。。 ★☆☆☆☆
松村比呂美さんが、憧れててた作家ということで初めて新津さんの本を
読んでみました。 はっきり言ってつまらなかったです。

やはり、こういうホラー要素を含んだ短編にはセンスがいると思います。
おちが単純すぎましたし。。。ホラー要素を含んだ女の世界を描いた本
は好きなのに、こちらは全く駄目でした。

残念です。 
さりげなさの中に ★★★★★
短編8編で構成されたまるごと恐怖本。「彼女」にまつわる恐怖はそれぞれにちがった味があり面白い。ものすごく気味の悪い、活字の間から映像が飛び出してきそうな小編としてすごいのが「卵を愛した女」オムレツ屋をオープンしようと意気揚揚としていたシェフの彼女、共同経営者であるはずの友達に10年ぶりにある変化が起きた時、彼女は豹変する。卵に対するこだわりが異常に強い彼女がした復讐。読んでしばらくは余韻の怖さで次に進めないくらいでした。「結ぶ女」もビジュアル的にすごい、特に最後のシーンは想像を掻き立てれば立てるほど怖くなる。もちろん心理的に恐怖心を刺激する短編もある。「口が堅い女」はそういう意味でよい出来。解説にもあるように、新津きよみのホラーワールドはお化けが待ち構えているお化け屋敷でなく、お化けなんて絶対出そうもないモデルルームホラー。まさに言い得て妙である。だから怖い。想像だにしないところに潜む恐怖を見事に暴き、あますところなく抉り出すテクニックは新津ワールドの真骨頂であろう。しばらく目が離せない作家のひとり。次は何を読もうかな??