雰囲気だけでおなかいっぱい、っす。
★★★★★
カバレフスカヤの独楽とラグランジュの独楽が同じものなのかどうか?
を調べているのですが、前者は見当たりませんでした。
20世紀後半の力学的背景を纏め上げた大作ということで大変わくわく
しながら拝読致しました。
もう少し数学が得意なら、もっと面白く読めるだろうに・・・と思うと残念です。
核磁気共鳴現象における電子の歳差運動の背景を知るために読み始めたのですが、
専門外にはちと難しかったです。
山本義隆さんの異彩を放つ一冊
★★★★★
物理を用いる理系ならば一度は目を通すと良いだろう。
物理の骨格ともいうべき解析力学について余すところ無く語られており、
物理という学問の深さに驚かされるはずだ。
但し大学で扱う数学について習熟していることが前提となる。
この人の本は全て非の打ち所が無いと思うが、その中でも異彩の光を放つ一冊である。
感動しました。
★★★★★
解析力学というものがこんなにも面白いとは全く思っていませんでした。
ある種の感動さえ覚えました。
確かに初学者には初めて聞く言葉も多く、難しい点も多いのですが、
ゆっくり考えれば必ずといっていいくらいよくわかったと思えるところまで
引っ張っていってくれる本です。
絶対にお勧めです。