そのホテルを運営しているトオルさんと、ツネミさん。
お日様の光が嫌いなモンスター植物を、ホテルの地下室で栽培している。
ところが、地下室から芽が出た植物がどんどん大きくなって、ホテル中に茎をめぐらし、モンスターたちをぐるぐる巻きにしながら大きく伸びて行く!
なんと、こけばあさんが落としたネックレスの豆が芽をふいたものだった。
こけばあさんが通るたび、庭の緑は枯れ、芝生も茶色くなる。
とうとうこけばあさんの正体が、人間にばれた!
怒ったこけばあさんの口から、緑色の風が流れ出し、再び庭や植木に緑が戻った・・・。
こけばあさんが、ホテルに戻ると、豆の木も枯れた。
こりないこけばあさん。
でも、町中にこけばあさんの似顔絵が貼ってあった!
すごすごと、ホテルに戻ってきたこけばあさんだった・・・。
どんどん伸びて行く豆の木。
どうなるかと、どんどんページを繰っていく。
タイトルのおばけバラより、豆の木のほうが主役の気がするが。