私もまねして散歩写真が撮りたいと思ってしまった。人は、上手な人の作品を見ると感化される。ピカソの絵を見て、自分でも描けそうだと描いてみる。描いてみて知るのは、あんな絵描けるわけない。天才だ！ということだ。
同じように、hanaさんの写真をまねして、自分でもましかく写真を撮ってみようと無謀にも思い立った。できれば、35mmとか、50mmのレンズにしたい（なぜかは本書にてhanaさんが触れている）が、まずは、自分の持っている28mmのGRD2に、Eye-Fiを付けて、さらにお散歩モードでの撮影を意識したカメラケースを探して来た。
気軽に撮って、ばんばんflickerにアップするぞ〜と意気込んでみる。
とにかく、写真を撮る楽しさと散歩の楽しさを再確認できる本だ。
星4つの理由は、思った以上に文章が多かったこと。hanaさんの写真だけの写真集を期待したい。

hanaさんはTwitter（@hanaphotography）を通して知り関心を持ちました。これまで写真と言えば、シャープでインパクトのある構図だと思いこんでいました。この本では、何かひらめいて目に映ったものを１：１の画角で撮る、まるで目の前で見る絵のように。そして背景にある著者の感じ方が文字として綴られています。
　観光としてのハワイではなく、心身ともにゆったりと過ごした時に見えてくる風景がこの本にはあります。この感性に触れてみたい方にはおすすめの本だと思います。何度でもハワイに行ってみたくなるような自分なりの楽しみが見つかるかもしれません。