気軽に読めるところがいいです。電車の移動中の暇つぶしにはもってこい。
心理学に基づいた理論的な内容ではあるものの、かなりお気楽な内容です。
一通り知っておいて損はないですが、人づきあいが楽になるかどうかは疑問です。
深刻に、人間関係に悩んでいる方には、お勧めできません。
職場で、なんかちょっとうまくいかないけど・・・理由がわからんって人には
ちょうどいいかも。
イラストマンガが、おもしろいです。

目線・しぐさ・身振り手振り・つま先・貧乏ゆすりなど、
人間のふとした行動でその人の心理が分かるという心理学の本。

各章が3ページほどでとても短いので、読みやすいです。
なるほどと思わされるような内容もあったので、心理が好きな
人にはとてもおもしろいかも。一日で読破できるでしょう！

５つの心理学に分けて構成されています。
・心を見抜く心理学
・人に好かれる心理学
・心を動かす心理学
・見る目を磨く心理学
・自分がわかる心理学
内容としては良いのでしょうが、文章中に強調（太字）がないためか
迫力不足の感じがします。
読んでいて、心に残るものが少ないのです。（読んで、考えなければ
いけない）
一番、読ん分かりやすいのは、各章の最後の【コラム】です。
【コラム】の内容の連続であれば、申し分ないのですが。

しぐさには、文化的な背景があるので、著者のまわりではこうなんだということが推測できる。
人が見た目で判断する可能性があることを知ったり、自分のクセを直したり、知人のクセを分析するのに面白いかもしれない。
９割分かるか、５割しか分からないかにこだわって読むのは得策ではないかもしれない。
また、相手の心理を考えすぎて、過剰反応するのは人付き合いでうまくないかもしれない。
分析して楽しむための本だと思われる。