DreamWorks製作の映画『ヒックとドラゴン』を視聴し原作が気になって購入。
タイトル以外はほぼ別物ですね。
世界観も微妙に違いますし、内容はまったくカスりもしていません。
原作と映画の違いとして、
・原作には無い主人公は発明が得意な設定
・原作ではドラゴンは相棒、映画ではドラゴンは倒すべき敵、害虫
・原作の主人公はドラゴンの言葉が理解できる、映画ではドラゴンとの会話が必要なコトもなく、当然主人公はドラゴンの言葉が解らない
・原作ではトゥースが非常に平凡なドラゴン種、映画では希少なドラゴン
・原作には登場しないヒロインの存在
等々
とりあえず1巻しか読んでいないので今後の展開で映画版に近い話が出てくるかもしれません。
日本公開版のみの違いとしてトゥースレスの名前が『トゥース』になっています

両方を見て読んで感じたのは両方共に非常に面白いということですねヽ('ヮ'*)ゝ
原作を忠実に映画化すれば良いワケでもなく、原作からかけ離れすぎて面白くなくなったり、
非常に危険な原作モノ映画ですが、本作品に関しては両方それぞれに良さがある珍しい作品だった気がします。
２〜８巻も買い揃えて読みたいですね。
値段が高いのがネックですがヽ(゜ー゜;)ノ

子供向けの本だけど、手を抜いてない感じ。
って言うか、全体的にかっこいい。
挿絵も、所々に散りばめてるユーモアもセンスがいい。

内容は、バイキングの族長の息子なのに、全然パッとしない主人公ヒックが、
凶暴なドラゴンに立ち向かうというもの。
内容だけ聞くと平凡なんだけど、センスいいので青臭い感じがしない。
ヒックが捕まえてきたヘイボンドラゴンの、
人間らしさのない様もいい感じ。

面白いと思う。

小三の息子が、本屋さんで偶然に出合った本。
今まで、どんな本にも興味を示さなかった息子が
ゲームもしないで夢中になって読んでいます。
まさに「運命の出会い」でしょうか。
読書嫌いも夢中にさせてしまう、最高の冒険ファンタジー。


力が全てのバイキングの頭の「期待の跡継ぎ」ヒック。
でも、ヒックはドラゴン語が得意な「草食系男子」。
立派なバイキングになるための授業で、
自分の手足となるドラゴンを捕まえに行きます。
狙うのは「モンスタードラゴン」という最強のドラゴン。
でも、ヒックがやっと捕まえたのは、
とても小さな歯も生えていない「ヘイボンドラゴン」。


何をやってもうまくいかない、
「落ちこぼれ」の頭の一人息子の少年が、
知恵と勇気で部族を救うヒーローになるまでを描いた
とても楽しい作品です。
子供と一緒に大笑いしながら読める作品です。