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ちいさなき (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

価格: ¥840
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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赤ちゃんの木に話しかける声と、それに答えるお母さんの木の声が聞こえてくる ★★★★★
 かえでとかばのきともみのきの、赤ちゃんの木(苗)と、大木になったお母さんの木が、高森登志夫さんの、写実的なのに温かみのある絵で美しく描かれています。
 作者・神沢さんの、赤ちゃんの木に話しかける言葉は深い愛情にあふれ、今にも聞こえてきそうなほど。そして子どもは、その小さい木や虫や小鳥がどこに書かれているのかを、ぺージをじっくり見て、探す仕掛けになっています。
 季節がかわると、かえでとかばのきは色づき、常緑のもみのきは白い雪をかぶるということにも、久しぶりに気づかされました。身近な木なので、今度お散歩にいったとき、探してみたいと思います。
 けっしてけっしてお勉強の本ではありませんが、自然への興味を刺激し、季節の巡り、時間というものの偉大さをそっと教えてくれる、美しいすばらしい本です。
「ちいさなき」は、木のあかちゃん! ★★★★★
“あかちゃんの木”って、見たことありますか?地面に落ちた種から、自然に芽がでた小さな小さな木です。小さくたって、りっぱな“木”なんです。秋になったら、お母さんと同じように、かえでのあかちゃんは、赤くなるし、かばのきのあかちゃんは、黄色になるんです。“ちいさなき”、“あかちゃんのき”、みんな おおきくなぁ〜れ!
神沢利子さんの詩のようなリズムのいい言葉と、高森登志夫さんの描く植物画をたっぷり味わってくださいね。2009年5月発行