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ダウン・オン・ジ・アップサイド

価格: ¥2,548
カテゴリ: CD
ブランド: ポリドール
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完成度が高い ★★★★★
サウンドガーデンの最高傑作は前作「スーパーアンノウン」と言う人が多い。

確かに自分も「スーパーアンノウン」は好きなアルバムだが、本作の方がより完成度が高いと思う。

クリスのボーカルを主体としたメロディーの質は前作以上だと思うし、
サウンド(音楽性)もこれまでの集大成的な内容で、
彼らの個性を保ちつつ聞きやすいアメリカン・ハードロックに仕上げている。

「スーパーアンノウン」は傑作だが、本作も傑作。

サウンドガーデンのラストアルバム。 ★★★★☆
 BLACK SABBATH に影響を受けたヘヴィネスと、LED ZEPPELIN に通ずるグルーヴ。意外に言及されないが、コブシを回す超高音のヴォーカル。シアトル系グランジを代表するバンドだった SOUNDGARDEN。1996年発表のラストアルバムである。『Down On The Upside』という逆説的なタイトルは、クリス・コーネルがデビュー以来一貫して描いてきた世界観そのものである。

 メジャー・デビュー作『Louder Than Love』を最後に、日本人ベーシストのヒロ・ヤマモトが脱退。これを機に、うねりまくるヘヴィネスは姿を消し、グルーヴの質がワールド・ミュージック的なものに変化した。更に、パンクのポジティヴさ、シンプルさも加味するようになり、前作『Superunknown』はバンド一番のヒットとなった。

 本作では、分厚い装飾を殆ど排し、シンプルで短い曲を多く揃えている。独特のメロディー・パターンは確かにクリスの手によるものだが、今までにないくらいストレートな各曲である。乾いたアメリカン・ロックとさえ言えそうで、グランジからはかなり距離を感じる。

 「やるべき事はもうやった」という趣旨の発言を残し、ステージ跡形なくして降りた彼ら。終幕の潔さが感じられるこの作品のハイライトは、しかし、初期を思わせるシングル曲「Pretty Noose」で間違いないだろう。荒々しくも、何処か透明感のある高音が、久々に全面的に展開される。曲数が多い割に、ちょっと薄いのだが、一発目が良いので、印象は良い。

 「潔い」と言いつつ、やっぱり再結成を待ち望む、一匹のファンが此処に居る。
「グランジ」の高み ★★★★★
SOUNDGARDEN自体が日本ではほとんど知名度がないのも残念だが、この最終アルバムもほとんど評価がされていないのも悔しい。
前作「SUPERUNKNOWN」の方が評価が高いが、その音楽的純度をさらに煮詰めて抽出したアルバム。
全体的にミドルテンポなので、ちょっと聴きには地味にしか聞こえないかもしれない。しかし、よく聴くとリフはシンプルで無駄がなく重みがあり、感情を排除したハードなグルーヴは、芸術的な域に達している。その黒いグルーヴに身を染められてしまうと、もうそこからは抜け出せなくなる悪魔的な魅力がある。
もはや「グランジ」という枠からは遠く離れてしまい、どこか違う「高み」に到達している。タイトルどおり「高みに堕ちる」不思議な感覚。もっともっと聴かれるべき名盤。
100回聴こう ★★★★★
解散の直前に出した作品です。前のヒット作と比べハードな曲が少なく地味な印象を受けますが、往年の作品群の中ではクリスの歌声が最もよく生きた名作です。寝入りばなに最適、喫茶店のBCMに最適でございます。ともかく、リズム隊より、クリスの歌唱力に比重を置いて聴いている方には、これ以上ないぐらいの名盤と言えるでしょう。