私をJAZZの世界に引きずり込んだアルバムがこれです。収録曲はすべてオリジナルですが、全く心配なし。すべての曲が魅力にあふれています。ジャケットもかっこいいです。特に1曲目のブルースフォーニタは完璧です。演奏、曲の魅力、アレンジ、アドリブ、録音すべてがパーフェクト！他のアルバムにもこの曲の収録がありますが、断然こっちのほうがいいです。このアルバムの発表時にどこかの評論家も「奇跡としかいいようがない」と言っていました。あまり評論家の評価を信用していない私ですが、またっく同感です。ピアノトリオの好きな方は、是非聞いてみてください。

あふれんばかりのスピード感、一方でどこか懐かしい、チャーミングな面も併せ持つ。ジャズの醍醐味を味わえる作品です。

教会のピアニストだった経歴から、ゴスペルっぽい温かみを感じる。少し、荒削りだけれど、かえって人間味を感じる。期待されている若手ピアニストのひとりである。