「論」ではなく「入門」
★★★☆☆
1 展示と博物館
2 展示のプロセスと人
3 博物館の展示をつくる
4 博物館展示のコンポーネント
5 博物館情報・メディア論
6 博物館教育論
7 展示の現場から
という7章で構成されています。
多くの著者が参加している関係で、
重複する内容があり、ときどき気になります。
重要な事柄なので、重複するのかもしれませんが、
読み物としては、ちょっと・・・
また、一項目あたりのページ数が限られる関係で、
内容が網羅的にならざるおえず、
今一つ物足らないところもあります。
関心のある分野は他の類書で深い内容に触れた方がいいかな。
書名が「展示論 博物館の展示をつくる」ということなので、
過大な期待をしてしまったが、
冒頭に「・・・展示学や展示論の入門書として・・・」とあり、
あくまでも展示学の入門書で、事典的な内容です。