ヤケドしないように注意しよう。
★★★★★
他のレビュアーの評価は低いようだが、私は文句なしで5つ星を付ける。
面白いんだからしょうがない。だから、安心して買ってもらって大丈夫だ。
ただ、例によって話が濃すぎるので、当てられないように注意をしなければ
ならないけれど。
この4巻では、「気が付く・先が読める・画が描ける」と三拍子そろった
伝説のサービスマン=「魔術師」、ヤン・ダーウェイが登場する。
魔術師たるゆえんは、ごくごく小さなことから全てを見通せてしまう、
十分な経験と観察から導き出される“カン”、その精度の高さゆえだろう。
それはファミレスのシーンで簡潔に描かれているから、言わずもがな。
さて、本当にこのジィさんが味方なのか?予約ゼロがデフォルトと化した
レガーレを救ってくれるのか?
張ってある伏線を読むに、“魔術師”ヤンは触媒であって、真の救世主は
2名ほど別(中略)じゃないか?
予想はともかくとして、次巻で見せてくれるであろうヤンによる「夢」の
具現が、今から楽しみだ。
伝説の・・・はやめてほしかった
★★★☆☆
作品内における飽食時代、経済危機、そして毒舌ブロガー長坂によって最悪の船出となってしまった「トラットリア レガーレ」。
サービスの質を上げるため、再びサービスマンとなった伴は店の評判を下げた長坂に直接アドバイスをもらおうと奔走する!・・・とここまでが前巻までのあらすじ。
長坂からもたらされたアドバイスとは過去横浜で「魔術師」とよばれた伝説のサービスマンの存在。その人物を探し出し、店を救ってもらうために再び奔走する伴。
たしかにこの状況で自らの手で窮地を乗り切る!とは難しいが、よもや「伝説の・・」ストーリーはやめてほしかった。不器用ながらも実直な性格と行動で道を切り開いてきた伴だけに伝説のサービスマン、伝説の料理人とか出始めたらその存在感はどんどん薄くなっていく。
また経営難のレガーレのシェフ、桑原の心境が不透明。恋人との店を持つことが夢だった彼がレガーレでシェフをする決意を固めた背景が知りたい。
土屋はまぁ今までいなかった「獅子身中の虫」的キャラで今後店を引っかき回していくだろうが、個人的には大恥かいて店を去ってもらいたい。
次巻は魔術師、ヤンによるサービスによる「劇的ビフォーアフター」が始まる。お手並みを拝見!
商品説明に首かしげる
★★☆☆☆
作者&売り手の意気込みと私の印象はだいぶ異なる。
主人公をスーパーヒーロー扱いし始めたsecondシリーズ開始からかなり首かしげていた。
熱血だけどそれ故の「おち」があるストーリー展開楽しんでたけど,
深刻の連続に疲れと飽きを感じました。
そこが旬刊とコミックを読む印象の違いかな?