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Eternal Idol

価格: ¥979
カテゴリ: CD
ブランド: Sanctuary
Amazon.co.jpで確認
信じがたいが・・・ついにオフィシャルで登場! ★★★★★
ついにレイ・ギラン在籍時の「あの録音」がオフィシャルで聴けることになった。本当に驚きである。

ディスク1は、トニー・マーティンがヴォーカルの従来の「エターナル・アイドル」に、「シャイニング」のシングルのB面だった「ブラック・ムーン」と「サム・カインド・オブ・ウーマン」(この2曲はあまり印象に残らない普通のハードロック)が収められている。

そして、ディスク2で、レイ・ギランの歌うあのオリジナル「エターナル・アイドル」が聴けるのだ。曲順が大きく異なり、またサウンドも微妙に違う(イントロのカウント、ギター・ソロ、ドラム)バージョンだけど、こちらがそもそもの「オリジナル」なのだと思うと不思議な気分になる。

1曲目が「グローリー・ライド」、2曲目は「ボーン・トゥ・ルーズ」だが、これがシンプルなハードロックで意外と良いのだ。途中のトニー・アイオミの老獪で艶っぽいギターソロが無ければ、80年代のNWOBHMバンドの演奏かと思ってしまう。それくらい従来のサバスとは様変わりした、モダーンなヘヴィメタの傑作と言えるだろう。

トニー・マーティンが、レイ・ギランの歌メロをほぼ忠実に、あるいはレイには歌えていない部分をきちんと歌いこなしていたのが、良く分かるし、マーティンの歌手としての器用さや力量が十分確認できた。本作は、冒頭カウントが入っている分余計に、デモっぽく聴こえるし、レイ・ギランのヴォーカル・スタイルもオジーやロニーとも異なるものだが、これはこれで素晴らしい。思うに、レイ・ギランは男の色気を感じさせる、なかなか歌唱力のある本格派のロック・ヴォーカルだが、サバスには普通過ぎたのかもしれない。

しかし、マーティンが参加せずに、これが市場に出ていたならどうなっていたのだろう。楽曲のテーマこそ同じだが、従来のサバスイメージとはかけ離れたストレートでさらっと洗練された作品なだけに、サバスの行く末が少し気になった。こうした軽快でキャッチーなサバス(何かダイヤモンド・ヘッドに似ている)も悪くはないが、ちょっと砕けすぎのような気がした。

実際には、サバスはマーティンを正式にヴォーカルに据えることによって、独特な様式美を打ち出し、浮上のきっかけをこのアルバムでつかんだ。その意味では、ブラックサバスの歴史の中で、この作品の果たした意義はとてつもなく大きいと言えよう。

ちなみに内ジャケは、「シャイニング」のヴィデオ・クリップが使われており、あの美人のお姉さんが写っている。マーティン時代の他のアルバムも、デラックス・バージョンで是非再発して欲しいものだ。国内盤はたぶん出ない・・・かな。
待ってましたDeluxeEdition ★★★★★
入手困難な【COMPLETE RAY GILLEN YEARS】に収録されてるthe etarnal idol RAY GILLEN sessionです。 The Shiningはギターソロ入ってません。
また、数曲1、2♪1、2、3、4♪っと頭にカウント入ってます。

所で既に、値段上がってます。足元見やがって〔怒〕
快心の一作 ★★★★★
87年発表の15作目。トニー・マーティン(vo)、ジェフ・ニコルス(k)、デイヴ・スピッツ(b)、ボブ・ディズリー(b)、ペヴ・ベヴァン(per)、エリック・シンガー(dr) らを迎えて制作された作品。ディズリーはレインボー〜オジー・オズボーン、ベヴは元ELOでイアン・ギラン時代の一時期にもサバスのメンバーとして参加しており、本作も前作同様にやや不安定な体制での制作だったことを伺わせる。しかしながら1.はイントロからして傑出した出来栄であり、楽曲/演奏共に歴代でも特に目立った傑作に仕上がっている。サバス・ファンのみならず、メタル/ハード・ロックのファンであれば絶対に聞くべき珠玉の名曲だと思う。80年代風のスネアもサバスにあたっては非常に新鮮である。2.も初期の雰囲気をモダンに消化したかのような曲で、やや屈折しつつも印象的なメロディは前作までのドロ沼から抜け出したかのような印象すら受ける。3.はレインボー的な風味も感じさせるキャッチーなハード・ロック。
正直なところ前作、前々作は何だったのか?と思うほど一皮剥けたかのような新鮮な楽曲が詰まっており、サバスとしては間違いなく快心の一作。ドラムスのサウンドの変化が大きな要素の一つだろうが、重さが別物になっている。マーティンのヴォーカルはどちらかと言えばディオに近いタイプだが、この時代のサバスにはまさに適任だったと思う。
ドタバタの挙句発表された作品だが、内容は良い。 ★★★★★
参加メンバーは・・・結構意外な有名人が参加しています。

トニー・アイオミ:ギター、天下無敵のリフマスター

トニー・マーティン:ヴォーカル。レコーディング後クビになったレイ・ギランの後を急遽引き継ぎ、定位置確保。本作がサバス・デヴュー作。後には、サバスの「緊急リリーフ役」を結果的に引き受けることに。初期の頃から髪の生え際がかなりヤバかったが、後にロジャー・グローヴァーのようなヴァンダナを被るようになった。本作では、レイ・ギラン仕様で録音済みのテイクに自らの歌をかぶせるという荒業(サバスの仕事だから、でしょう。普通はプライド傷つきますよって)を披露。彼のサバス・デヴューは
こんな苦行からスタート。後の宿業を暗示させるかのようなビギニングスである。ところどころ不自然な歌いまわしも聴かれる。

尚近々にあのレイ・ギラン・ヴァージョンも公式リリースされるらしいので要チェック!

ジェフ・ニコルズ:お抱えキーボード、私は彼のサバス以外での活動を知りませんが、昔のヴィデオ・クリップにも出てきます。

ボブ・ディズリー:ベース、レインボウ、ブリザード・オブ・オズ、ゲイリー・ムーア他多数バンドへ参加の有名人

ディブ・スピッツ:ベース、前作からの参加

ベヴ・ベヴァン:ドラム、元ELO、イアン・ギラン参加時ツアーに参加

エリック・シンガー:ドラム、前作からの参加、元キッス、後に例のレイ・ギラン、元オジーバンドのジェイク・リーとバッドランズを組む。ビル・ワード、ヴィニー・アピスとも全く異なるプレイスタイルのドラマー。

前作もそうだったがゴタゴタの中で発表された作品。ジャケのバンドロゴを含め混乱状況を垣間見ることが出来る。しかし、そうした周囲の喧騒をよそに、本作自体をじっくり聴けば、本当に楽曲の優れた作品だということがよく分かる。

特に初参加のトニー・マーティンは、制約の多い中で早くも独特な魅力を発揮している。歌い方がロニーに似ている部分もあるが、憂いを秘めた物悲しげなトーンをまとった表現力はなかなかのものだ、丁度バンドがコンセプト性や様式美を求めていた時期にあってはうってつけの人材だったのではないか。

あるいは、トニー・マーティンの放つドラマチックなスケール感に、当のアイオミが激しく影響され、バンド・モチーフを急遽変更したにかもしれない。後の「ヘッドロス・クロス」、「TYR」も同じベクトル(様式美路線)の重厚な傑作であることは言うまでもない。

職人のメタル ★★★★☆
ここまでくると、サバスは良質なメタル職人のようになってきます。
初期と比べるとまさに「仕事をこなす」といった感があり、これはこれで非常にクール!

リフもかっこいいです。マーティン期のリフにはオリエンタルで怪しい美しさがあります。

それにしてもマーティンは歌うまいですね。他の方が言われているとおり、透明感があります。
スカッと抜けるような歌声は病みつきです!