JACKS LEGEND
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自分は89年にリリースされたJACKS BOXを所有していますが…今ではプレミア商品になってるみたいなので大切に保存しておこうということで補足と今回リマスター&SHM-CD化の良い音で聴きたいと思い♪若松孝二監督の映画『腹貸し女』のこちらもリマスター&楽曲も追加されたサントラ盤と共に購入しましたが♪どちらも素晴らしい音で蘇っていますね♪改めてJACKSって凄いバンドだったんだな〜!って思いを新たに毎日聴いています♪早川義夫さんは自分の中では素晴らしい音楽家であることは当然なのですが…『腹貸し女』での水橋春夫さんのギタープレイの素晴らしさも改めて衝撃を受けた次第です♪今更ながらですが…水橋さんがバンドを脱退してしまったことは残念ですね。それにしてもコンテストでJACKSを破ったフロッギーズはどこへ?この時JACKSを高く評価したのが日本を代表するjazz saxophone奏者の(ナベサダ)こと渡辺貞夫さんだった!『マリアンヌ』のjazz的なプレイが多分評価されたからだと…それはともかく40年以上前にこんな強烈な個性を放っていたサイケデリックなロックバンドが居たことをもっと多くの日本人に知って欲しいし知らないとあなたの人生でひとつ損をしてますよ!って言いたくなります。特に若い方に是非とも聴いて欲しいと…(聖なるかな…僕の願い…♪)思います♪
68年!の日本のロック
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たぶんこのバンドが日本初の『ロックバンド』だろうな?!
商業主義に走らずやりたい事、歌いたい事を歌う。これぞロックでしょ?
1STに2ndにラジオ音源等が入った3枚組・帯付き紙ジャケBoxセット。もちろん一枚一枚別々の紙ジャケになってます。3枚ともにオリジナルには入ってないボーナストラックが入ってる。
これと、若松監督の映画『腹貸し女』のサントラがあれば完璧では?(オリジナルアルバムと曲目被ってる部分もあるけど全く別なアレンジ?テイク違い?で、別物として聴けます、こちらも素晴らしい)
たまには日本人として日本人のロックを聴いてみてもいいんじゃない?
これは買わねば!
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詳細にレビューされている方がいらっしゃるので私は別の切り口から。
このボックスのCDですが、私の持ってる盤よりかなり音が良くなっていてます。
これがSHM-CDの効果なのか、単にリマスタリングが功を奏しているのか、
私にはわかりませんが、既にCDをお持ちの方もこのボックスは”買い”でしょう。
紙ジャケや帯も作りは良いです。うまく再現されてると思います。
ブックレットは薄くて資料価値としてはイマイチですが、まあこんなものでしょう。
ジャックをこれから初めて聴かれる方や、あの名曲たちを高音質で聴きたい!
と思われる方には無条件ですすめられる内容です。
ジャックスの奇跡
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まさに奇跡である。彼らが日本初のサイケデリック・ロック・グループというのはいわずもがな、世界のサイケデリック・ロック作品のマスターピースとしてPOKORA本にも紹介されている(最近ではJコープの本にも)永遠の名作2枚がボーナストラックを含むSHM−CDとして再び蘇る。
「ジャックスの世界」のボーナスとして「この道」(以前はLegendでしか聴けなかった)、「からっぽの世界(シングルヴァージョン)」、「いい娘だね(シングルヴァージョン)」、「マリアンヌ(シングルヴァージョン)」、「時計をとめて(シングルヴァージョン)」の5曲が、「ジャックスの奇蹟」(つのだひろ参加)には「花が咲いて(オルタナティヴ・ヴァージョン)」と「ロールオーバーゆらの助(オルタナティヴ・バージョン」の2曲が収録される。リマスターもされて、SHMなので音質は期待できそうだ。
ボーナス・ディスクとしてデビュー当時のラジオセッションを集めた「Echoes In The Radio」(ニッポン放送「フォーク・ビレッジ」でのライブ録音)にさらにTBSラジオ「ライト・ミュージック・コンテスト」のアナウンス入りの数曲を加える予定となっている。なお、こちらは通常のCD仕様(なぜ?)のようだ。
紙ジャケ仕様で帯なども当時のものを再現するということなのでビジュアル的にも楽しめそうだ。ジャックス40周年、こんな凄いバンドが当時日本にいたという事実だけでも奇跡だが、そのときの輝きが今なお失われていないというのが素晴らしい。まぁ確かにすべての曲を網羅しているわけではないのだが、それは今後のさらなる発掘音源も含めて50周年記念の時に期待しておこう。少なくとも、あと10年はこのBOXで楽しめそうだ。