復活!
★★★★★
以前 連載されていたザールブルグシリーズの続編!
連載時に比べると若干作画が乱れてる気がしますが
それほど問題無いと思います。
連載終了時に大冒険の方向に進んでから終了しましたが
今巻からまた普通の人々の普通の生活が描かれています。
つまり原点に立ち返っている感じがします。
私のお気に入りのキャラはアイゼル・ワイマールです。
後に同じ越智先生による『グラムナートの錬金術師』に登場することになる
彼女ですがなにやら商売のほうに気が向いているようで・・・・
ですが今回マリーに『ちゃん』付けで呼ばれていた彼女ですが
ある話でマリーに初心を思い出させることになったようで(私なりの解釈ですが)
もう以後『ちゃん』付けで呼ばれることは無いと思います。
『グラムナートの錬金術師』を読んでいない方がいらっしゃったら
この作品を読んでからにすると一層楽しめると思います。
おかエリー…
★★★★☆
奔放で破天荒ながらも何かと面倒見の良いマリーと、優等生で真面目な分、型破りな家族の行動にハラハラさせられがちなエリーの、二人の錬金術師の日常に起きる大小さまざまな出来事を描いた作品の、五年越しの続編です。
収録されているのが同人誌として発行された作品のため前作よりも更にスローテンポな日常の物語となっており、恐らくその点に馴染めない方も居られることかとは思うものの、個人的には当作にはこのくらいのテンポが合っているように感じます。
そこに暮らす誰もが当然の日々を過ごす、他とはほんの少し違った剣と魔法の世界での物語。
誰もが当然の暮らしをしているなら、そこにはまた当然のように思い掛けない失敗や種々の事故、人々の間の誤解や軋轢などもあって、それらが時にトラブルの火種になったりもするのですが、我らが「すっとこどっこい」は、そう言ったことに或いは巻き込まれ、或いは自ら首を突っ込み、そしてまたある時は自らが原因となって、その都度騒動を巻き起こします。
それを毎度十割真面目、とはならずに解決して行く主人公と彼女らを取り巻く人々の、少しおかしな日常をながめて楽しむうちに、ふと肩の力が抜けたのに気付く、そんな作品です。
前作の終了で一度、彼ら彼女らの日常を覗く窓は閉じてしまいましたが、今再び読者の前に窓は開き、その向こうにはあれから後も自分たちの日々を過ごしていたことを感じさせる、そこに生きる人々の暮らしをまた少し覗き見ることが出来ます。
かつてこの作品に親しまれた方も、或いはそうでない方も、一度この本を手に取って、自身の前に彼らの日常に通じる窓を開いてみてはいかがでしょうか…
ぶっちゃけ、同人誌のまとめなんデスが。
★★★★★
本来既存作品の続編とかは、同人誌であっても同一著者がやると色々ハードル高いと聞きます。
にもかかわらず同人誌で発行され続け、その上商業誌としてまとまるなんぞ、出版社の懐の広さにはファンとしても頭が下がる思いです。
さらなる続きが出版されることを期待して、満点評価としたいと思いマス。
マリー先生のその後話
★★★★☆
前のマリエリが好きだったので、購入しました。
マリー先生のその後話!
マリーは先生を勤めていて、
その周りの人間もゆったりとしかし確実に日々を過ごしています。
まさかあの二人がくっついていたとは思いませんでしたw
前のマリエリに出てたキャラも出てました。
ただ、少しテンポが微妙だったので星4つにしました。
錬金術(?)がかなり発達していて、ちょっぴり心配です。
続編に期待!ていうか、気になります!