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リザード デビュー40周年記念エディション(紙ジャケット仕様)

価格: ¥4,410
カテゴリ: CD
ブランド: WHDエンタテインメント
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初心者の為のガイドtoリザード ★★★★★
長い間フリップ氏によって冷たい扱いを受けていた本作ですのでマニアの方も忘れがちな基本的な事を。 まず本作は、日本におけるデヴュー作である事、関係ないかも知れませんが、ジャケットの片隅に戦国時代の合戦の模様が描かれていますね。 タイトル・トラックの最初のパートには、イエスのVoであるジョン・アンダーソンが歌っています。 当時のキース・ティペット・グループが全面的に参加しています。 ティペット氏によると、あらかじめ作曲されていたものを、譜面どうりに演奏しただけだそうですが、イギリス人の言う事なので額面どうりに受け取らない方がよいでしょう。 前作のケイデンスとカスケイドでは、当初、当時無名だったエルトン・ジョンが歌うはずだった事。もしかしたら本作でもその可能性があったかも知れませんね。 本作の録音後、ヴォーカルのエフェクト処理に不満を、もったハスケル氏がライヴ・ツアーに出る直前にバンドを、脱走した事。 その後の長い間のフリップ氏とハスケル氏のあいだで確執が生まれたわけですが、これが本作におけるフリップ氏の評価が異常に低い理由のひとつで、お金の問題もからんでいるようです。なお初回盤はロックエイジ帯ではないですよ。 実は、これが一番好きとゆう方も多い隠れた名盤です。
5.1chがリザードの真価を引き出した。故に、再生環境の無いリスナーはスルーせよ。 ★★★★★
 今回の40周年記念シリーズ、初めは全く期待していなかったが、第一弾のレッドのcに大感動。しかも、本作は、ロバート・フリップ自らの評価が伝えられて来ただけに、発売日を首を長くして待っていた。
 で、実際に聴いてみて、やはりDVD-AUDIOの5.1chパートは凄かった。
 もともとこのアルバムは、シンセの積極使用、管楽器の活用、ヴォーカルへの電気処理...等など、ある意味、一番5.1ch向きの素材とも言えただけに、逆に、スティヴン・ウイルソンも腕のふるい甲斐があったのではないか。
 69-70年当時の大編成のマイルス・デイビスを思わせる「サーカス」、イエスのリード・ヴォーカリストの天使の声と、オーボエが美しい「リザード」組曲。いずれも今回のミックスでその隠されたパワーと美しさがむき出しになった感じだ。
 
 結論として、古くからのクリムゾン・マニアで、再生環境が整っている方は、旧盤を売り払ってでも、本作に乗り換えるべきだろう。ただし、紙ジャケや最新解説の和訳が不要という向きは、値段が二千円くらい安い輸入盤でも結構。
 これからクリムゾンを聴こうとする若いリスナーは、歌詞の対訳や一般的な解説が無いので、本シリーズは不向きでしょう。以前の紙ジャケやHQCDをお薦めします。(他のタイトルのレビューで、高校生の方が苦情を書いていましたので、狼狽心ながら)

 個人的には、DVD−AUDIOのみの7枚組boxで¥19800、てのが、最適な販売形態と思いました。付属のHQCDは全然聴いていません。
 さて、来年になるであろう第四弾は、なんでしょう。「アイランド」かな? タイトル曲の5.1chミックス、早く聴いてみたいよねえ、ご同輩の皆さん!
 おっと、その前に、「宮殿」の大ボックスセットの発売が、来月頭に控えていたっけ...