随分前にこの本を購入しました。短編で書かれているので読みやすく、
文庫本サイズで持ち運びやすく、途中で読書を中断しても再開しやすく私はとても好きです。
毎回旅行へ行く際にはこの本を連れて行くほど大好きです。
津田さんのお仕事柄の観点や、旅先での出来事の捕らえ方など、毎日の生活の中で、旅先で、
勉強になることは沢山。自分の生活を見つめながら読むととても面白い本だと思います。
本文ではスタイリストさんゆえの観点で少し理解が難しいところもありますが、簡単すぎるより
考えながら熟読できて勉強になるので私は大好きです。いつも何かしらなるほどな〜と思いながら読んでいます。
今ではもうボロボロですがまだ読み続けています。

　色々と訴えたいことはわかるんだけど、自分のセンスがいちばん、自分の考え方が絶対に
正しい、と言わんばかりの文章には辟易しました。津田晴美よ、何様のつもり？

センス　シンプル　など、誰もが使いたがる言葉ですが、この本を読んでいても、そういう言葉の持ついやみとか気取りとかを感じません。ただ、実はとても贅沢なので★4つ。あこがれという感じです。

ずいぶん前に購入し、そのときはよくあるエッセイねってな感じでした。
数年後読み返してみたら、そうなんだよね　とか　そうかそうか　と共感
できる部分がかなり多くてびっくり。

この本と出会ってもう３年くらいたちます。それから何人かの身近な友人たちに贈った本です。
読んでいくうちに、忘れてしまった大事な何かが見えてくるかんじがしました。心に感覚にやさしい本です。

なんでも手に入れられる大人になったからこそ、なんとなく満たされている生活ができているからこそ、たまーに読みかえしたくなる、そんな本です。