素晴らしい「たちきり」
★★★★★
元々、喬太郎さんのお師匠さんということで、CDを買って聴き始めました。(不勉強ですいません。)
最初に、「ちりとてちん」と「千両みかん」を聴き、とても良かったので、少しづつ買い足して聴いています。
「たちきり」は元々、八代目三笑亭可楽さんのCDを聴いてから好きになった噺でした。
さん喬さんの「たちきり」を聴きたくてこのCDを買いました。
さて、「たちきり」+「さん喬さん」とくれば、期待は高まります。
結果、素晴らしかったです。
繰り返し繰り返しじっくり聴きましたが、実に素晴らしい。
若い二人の心の揺れ、それを傍で見ているおかみの優しいまなざし、そんなものがぐーっと入ってきます。
落語通の方は、お金の単位をたびたび言い換えているあたりが気になるかもしれませんが
初級者の私は全く気になりませんでした。
この噺はいつかライブで聴いてみたいです。
「ちょっとしんみりしたい」「心を洗濯したい」そんな時にぴったりの名盤です。