働くお母さんのための本ではなく、
社会の矛盾、問題点を浮き彫りにした、社会派提案書といえるでしょう。
働くお母さん。もしくは、今後働くお母さんになる人。
なりたい人。
もし、嫌なことがあったり、悩んだりしたときは、
この本を、あなたが読むのではなく、
あなたを悩ます夫や、おじいさんおばあさん。
会社の上司、同僚、などなどに、読んでもらってください。
彼らが、読んでくれそうにないのなら、
この本を右手にケンカを売り、
この本でひっぱたくように(笑)強力な武器になります。
さて、冗談はこれくらいで、そこまでしなくても、
保育所の選び方や、病気の対応など、実用的なところも多く、
参考にできると思います。
また、理解のない人たちに、どう対応してきたか、
先輩たちの言葉に、うなづくことも多いのではないでしょうか。
この本がいうとおり、現在でも何かしら働くお母さんのほうが多く、
今後も、働いていくお母さんは増え続けていくのは明白です。
だからこそ、今の制度や思想を変えていく必要があり、
それが、よりよい社会になる第一歩に直結しているのです。
国会のオヤジたちは、本当に、少子高齢化を考えているのでしょうか?
この本を右手にケンカを売りたいっす。
保育園の選び方、考え方から家事分担まで幅広く、ダンナに読んでもらう、という使い方もあるかも。