とても良い作品だと思います!

大人から子供まで楽しむことができます!!

２００２年に放映された映画「戦国大合戦」のカラーコミックになります。
一つ一つ丁寧に描いてくれたおかげで、読みやすかったです。
又兵衛の銃で撃たれたシーンとしんちゃんが刀握り締めて涙流すシーンは号泣です。
逆を言えば、しんのすけのお陰で又兵衛の死の時期も回避出来たのでその点の描きは良かったです。
結構大人向けの作品であり、廉姫としんちゃんのシーン、しんちゃんと又兵衛のシーンはいつ見ても良いです。

永久保存しときたい作品です！！

軍事的には、おそらく過去に放送された戦国時代を背景にした大河ドラマよりも、遥かに史実に基づいた戦国の合戦の様態を表現しています。
大河ドラマでは馬上で刀で斬り合うシーンが多いのですが、そういった源平的合戦絵巻でなく歩兵による鉄砲・弓矢・槍を主にした集団戦が戦国の合戦の実相だということをリアルに表しています。

ただ、そういった「リアルな戦国描写」はこの物語を見るきっかけにすぎず、本質はもっと別のところにあります。
そこに描かれていた深いドラマの世界：身分の差の前に実現しない恋、儚い人間の「生」の実相、時空を超えて共感し得る人間の情感、・・・それらが一度に襲ってきて、私もそろそろ50代に手が届きそうな年齢ながら、溢れ出る涙を止めることができませんでした。

名作とはこういった作品のことを言うのだなあと痛感しました。お勧めします。

夜、気分転換にコンビニに行ったら置いてありました。

この作品は小学校の頃に見たもので、当時はおそらく「おもしろかったな〜」位にしか思っていなかったと思います。 懐かしかったので、持ち合わせギリギリだったけど買いました。


そして家に帰って、読んだところ…
号泣してしまいました。 アニメで泣いた事なんてなかったのですが…

ギャクも入っているのに泣けるのは何故なんだか分かりませんが、この作品には、他の多くのアニメ作品には無い大切なものがあります。 そこら辺のB、C級映画よりも、味があります。


あくまでも私観ですが、実写化してそれを見た多くの人が、「アニメの方も見て見よう。」となってくれて、宣伝になるのはいいんですが、実写化した作品が「ただの邦画」にならないか心配です。


アニメと言うジャンルですが、これを見れば日本人なら何か心に込み上げて来るものがあるはずです。