再録なしの24種類
★★★★☆
今までの著者のマンダラ塗り絵は、後ろの方に、前の方と同じマンダラが再録されていて、少し損をした気分になっていたが、今回のは、重なっているマンダラが一つもなくて、24種類あるので、まあまあなのではないだろうか。
立体的なマンダラを目指した、と書いてあるが、立体的になるかどうかは、塗り方次第だと思われる。今までのこの著者の本でも、塗り方によっては、十分、立体的になったように思う。
動物の顔などを使ったものは、今回のマンダラにはないので、子ども向けというのは、あまり意識していないのかもしれない。また、以前より、マンダラが少し、細かく、複雑になっているので、初心者にはあまりお勧めできない。初めてマンダラ塗り絵を始める人ならば、この著者の過去の出版から順に手にとって、塗っていくのがよいと思われる。