正直なところ、シンクロニシティというタイトルから作者の経験を踏まえた神秘的なことが沢山書いてあるかと思い、購入しました。もちろん、占い師の有名な先生ですから、沢山神秘的な不思議な出来事を経験していらっしゃるという観点からこの本を書かれたのはよくわかりました。
中身拝見ではすごく面白そうだと思ったのですが、実際読んでみたら途中で完全に飽きてしまいました。
タイトルがシンクロニシティなのに、そんな内容はまったく書かれていなかったのがとっても残念です。

たくさんの不思議な話が詰まっていて、神秘的なことが大好きな方にはオススメです。　
　…が、それだけですむ本ではないのです。　　目に見えない世界にも一定の「ルール」があるということが繰り返し語られています。
　例えば「霊的現象はポピュラーな現象であって、じつは数十名の想念を集約すれば簡単に起こせる。」「何か願いをかなえたいのなら、私たちは願いを五七調の言葉で語るのが良いのである。」などなど、単なる神秘世界への興味本位でもなく、「つまらない精神論」でもない、見えない世界の法則が書かれているのです。
　目に見えないからといって「何でもアリ」じゃあないのですよ。ちゃんとルールがあり、少しでもそれを意識することによって人生を豊かにすることができるのです。
　へたに興味本位で霊に関わって怖い目にあったり、「目で見た物（科学）しか信じない」と言って（それこそ非科学的な態度なんですけどね）世界を狭めていたらつまらないと思いませんか？
　そんな神秘世界否定派でも、本を読みなれている方なら著者の人柄、内容の真実味を読み取っていただけると思います。
　どうぞ、一回だけでなく何度でも読み返して、この世の中は「いろんな次元の世界が交錯して存在している」こと、それぞれに「ルール」があるということを感じ取って、生活に役立ててください。（役立ちます。）

　この本の内容は理性的、哲学的に論ずるものではないと思う。霊界法則を利用した、表象作用の意味解き、なぞ解き、ある意味でファンタジーの世界なのだ。自分を未来想像機だと思うこと、そしてあなたが求める答えは、日常空間のそこかしこに隠されたサイン（オカルト）として存在しているという。そのサインは、頭の柔らかい人だったら、暗示的に受け取ることが出来るという。私だったら、車の走行距離のメーター数に暗示されるとか、、。オカルトを嫌いな人も多かろうが、少なくとも固い頭を少しでも柔らかくするためにも、このような本を一読してみる価値はあると思います。著者は、単なるオカルティストではない。深い教養を持っている事が、テレフォン人生相談の素晴らしい回答ぶりに伺えます。

この本はいつも愛先生が書くような内容の本とはちょっと違っていました。現代科学では解明できないことを、愛先生の体験を通して書いてありました。

運、霊、神、超能力、偶然と必然、直感、心、夢のことなどについてが殆どですが、私自身不思議な夢を見たこともあるし、霊の存在なども信じているので結構興味があって面白い内容だと感じました。興味がない人にはオススメしません。

体験談や愛先生の著作には競馬の話がよく出てきますが、それにしても愛先生は競馬が大好きなんですね～（笑）