2010年レトロフューチャー
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初めに音だけ聴かされたら、とても2010年のバンドの音だとは気づかないだろう。それくらい60'Sポップのエッセンスがふんだんに盛り込まれたTHE LIKEの新作。ジャケットからも感じるが、かなりモッズ系ガールズバンドを意識してある。とはいいつつ、単なる回顧趣味になっておらず、例えるならシャングリラズにさらにエッジを効かせ、サイケ感もたっぷり染み込ませたサウンドになっている。近年数多くの80'sリバイバルなデジロックバンドが登場したが、そこもきちんと通過した後に、ここに行き着いたという表現がしっくりくるかと思う。とにかく、疾走する全12曲36分、久々に一回目の試し聴きで一枚ぶっ続けで通して聴けた。この一曲一曲の短さもアルバムで勝負しようという気概が伝わってくるようで清々しい。
大変身!いきなりMODに!すごいぞ!
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あのバンビのジャケットのザ・ライクです。今回はベースのシャーロッテが変わりレーナ・ジェロニモに、さらにオルガンのアニー・モンローを加えて4人編成で登場です。ジャケットの雰囲気からわかるように、60年代ソウル風の素敵なMODサウンドに変身!物凄くカッコ良くなりました!
前作も持っているのですが、これほどまでに路線を変更するグループは珍しいですね。元々のライクのファンの人は少し驚かれると思いますが、個人的にはこのままの路線で行って欲しいと思います。ルックスのグレードも少し上がり、今年はなんだかブレイクしそうな雰囲気です。大推薦!!!!!★★★★★
モータウン風なガールズポップ
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The Likeの新譜は1960年代のガールズポップ、モータウンっぽいリズムで楽しめます。
どこかで聞いたことがあるようだけども新しい。
この感覚はWeezerのデビューアルバムで感じたのと同じ感覚。
1980年代のトレイシー・ウルマンもこんな感じでしたね。
前作までのイメージとも違うすごくポップなアルバム。
Youtubeで公式のプロモーションビデオを見ることができます。ぜひ見てください。