母の愛。
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ドラマ「八日目の蝉」を毎回素晴らしく盛り上げてくれた歌です。
今までもいろんな方がカバーされている曲ですが、城さんの唄う「童神」はピュアで切なく、しかも力強く…思わず涙がこぼれました。
子を持つ女、そして子を持ちたい女なら、自分自身を唄われているように胸がいっぱいになることでしょう。
ドラマの世界
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檀れいさんが演じた主人公の母親としての罪には、子どもを巻き込んだ痛みが後から襲ってきたエンドローグに心地よい重みが感じられ、最終回『奇跡』は涙が流れた。
名曲『童神』の決定版
★★★★★
古謝美佐子さんの作曲で、数々のボーカリストに
カバーされている名曲。曲自体に力があるので、
知名度と歌唱力のある歌い手だとポピュラーとしての
広がりに、妨げとなっているのかも知れない。
このCDのボーカリストは、歌唱力としては
必要十分であり、元ちとせのアクを抜いたような
感じで耳に心地よい。
B面の「星の咲く路」にも、奄美のコブシが
小気味よく最低限にちりばめられており、
ポピュラーとして成立している。
普段は、ジャズや洋楽しかCDでは買わないので、
ダウンロードでも良かったのだが、偶然ラジオで
聴いて、なんとなく久しぶりに日本物のCDを
買いたくなるような、魅力ある作品となった。
日本にも、すごいボーカリストが出現してくれて
有り難いのだが、今の日本では爆発的には売れない
かも知れない。市場では、お笑い芸人のどんちゃん騒ぎ
の歌の方が売れるようだ。それが悲しい。