バレンボイムの意外な一面
★★★★★
野心家、堅物といったイメージが付きまといがちなバレンボイムですが、意外にも他ジャンルとのコラボレーションを昔からやっているようで、この盤以外にもエリントンのトリビュート盤がありますし、若い頃はキース・エマーソン(!)とのセッションも経験しています。クラシック演奏家による南米音楽録音は、比較的穏やかな、時として鈍く感じられるものが多いですが、さすがは地元出身のバレンボイム、切れ味の鋭い、かつノリの良い演奏を聴かせてくれます。あまり欲張らずに全曲を同メンバーのトリオ編成で統一したのも成功の要因でしょうね。