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バック・トゥ・ザ・トラックス

価格: ¥1,700
カテゴリ: CD
ブランド: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
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最もブルースを感じさせるブルーノート作品 ★★★★★
ジャズで言うブルースはローダウンな雰囲気よりも音楽形式(コード進行)を指すことが多い。当方、所謂ローダウンな雰囲気をブルースと感じる方なので(マディ、ウルフ、B.B.ラッシュ、サム・・・等を良く聴きます)、イカシタカッコイイブルース満載のこの一枚にはとても愛着があります。

主役のテナーマンがティナ・ブルックスで、くすんだ(スモーキー)なトーンが得意なプレーヤーです。あまり多くを語りすぎないところに、逆に惹かれますね。

準主役のトランペットがブルー・ミッチェルで、名前の通りブルージーでマイナーな音色がもうタマラナイ程素敵デス。

脇役のピアノのケニー・ドリュー、やはりジャズピアノなのでブルースイディオムをばらまくことは少ないですが、リズミックかつローダウンな弾きぶりでハラワタに染みいる。
ベースのポール・チェンバースは天才ベーシスト。メロディアスで天衣無縫だが、地に両足がしっかりついている。マーカス・ミラーのお手本のようなプレイをする。
ドラムスのアート・テイラーはスタジオミュージシャンの手本と言えるほどのテクニシャンで、てかずは多くないけど、ツボは絶対はずさない重鎮。

これら5人のジャズメンが奏でるブルース。ソウルフル、メローかつローダウンでノックアウトされた。ブルース好きの人でジャズにもイイのないって考えている方に是非オススメ。
幻のテナー・マン、ブルックスが残した究極のレア・アイテム ★★★★★
レコード番号やジャケット・デザインが決定していながら、長くおクラ入りしていた”いわくつき”の1枚。エモーショナルでミステリアスなブルックスの魅力が満喫できる新定番。
いぶし銀の男、そうティナ・ブルックス。 ★★★★☆
Tina Brooks(tenor sax), Blue Mitchell(trumpet), Jackie McLean(alto sax),
Kenny Drew(piano), Paul Chambers(bass), Art Taylor(drums)

1960年録音作品で、そのままお蔵入りしてしまい、約30年後に発掘されたアルバムなので
幻の名盤などと呼ばれているが、さて内容はどんな異質なものなのかと聞いてみると、これ
がまたご機嫌なハードバップな内容だ。サイドメンも豪華だし、一体全体何故これが長い間
陽の目をみることがなかったのか甚だ疑問なんだが、ティナ・ブルックスという人のアルバム
には、そういうのが多い、いやほとんどがそうだ(笑)。たぶん、そうゆう星のもとに生まれた人なんだろう。
ただ、華やかさはないが、その代わり、いぶし銀のような渋くて深い味わいのあるテナーを
吹ける人だ。

まずタイトル・トラックの「Back to the Tracks」は、フロント三人による力強いユニゾンを
始めに、それぞれのあつ〜いソロパート、力強いドリューのタッチと、わかりやすいほどわかりやすいバップナンバーだ。

「Street Singer」はホーンのグラデーションが重なる様が何ともドラマチックな一曲。
スリリングで、とことんスウィンギーな「The Blues And I」もいいし、物悲しく儚い
バラッドの「For Heaven's Sake」に、ギラギラ熱い演奏のラストナンバーも聞き応え抜群。

選曲、配列ともいいし、総じて聞けば本当にわかり易いハードバップ作品だ。
まぁ幻の名盤云々の御託は置いといても、作品自体の完成度、ティナ・ブルックスの独特の
語り口を楽しむ分には一聴の価値がありますよ!
中身も素晴らしい「幻の名盤」! ★★★★★
ブルー・ノートらしい傑作ですが、リアルタイムでは発売中止、お蔵入りとなってしまったモノです。

軽快なリズムが心地よい「Back To the Tracks」と「The Blues and I」、J.マクリーンのセッション(BLP4051)から追加されたブルージーな「Street Singer」。
美しいバラッドの「For Heaven's Sake」、ティナが作曲しF.ハバードのデビュー作(BLP4040)で披露された「Open Sesame」・「Gypsy Blue」ラインのエキゾチックな「The Ruby and The Pearl」と、全曲、素晴らしい出来だと思います。

「幻の名盤」と言うと、中身はちょっと・・・というものがありますが、根っからのジャズ・ファン、A.ライオンの経営するブルーノート・レコードだけあって中身も充実しております。
秀逸 ★★★★★
幻盤だのその手の作品は得てして、期待はずれなモノが多いがこれは違っていた。あえてここにこの作品の聞きかじった能書きをズラズラ書き込むつもりはない。ただ一言素晴らしい。特に#2のストリートシンガーはかっこよすぎる。