懐かしいアニメ・特撮ものの主題歌やBGMを、1200円(税抜)という魅力的なプライスに詰め込んだ「ANIMEX1200」シリーズ。本盤は、1971年から放送された初代『仮面ライダー』に始まり、80年から放送された『仮面ライダースーパー1』に至るまで、劇場用作品も入れて全8作品の中から、それまでのアルバムに未収録だった曲や、主題歌・挿入歌のインストを中心に構成されたアルバム。1985年にリリースされたもののリマスタリング版。
いわゆるレアトラック集的な企画ではあるが、初代ライダーの主題歌が藤浩一(子門真人)のバージョンで収録されているのをはじめ、聞き覚えのある曲が多く楽しめる。8作品を1枚のアルバムにまとめたということで密度も濃く、オムニバスアルバムとしての完成度は、シリーズのサントラの中では実は一番かもしれない。間にブランクを挟みつつもほぼ10年に渡って、これほどの質と量の作品を残した菊池俊輔の手腕に敬服する。(剛吉若寸也)
未収録音源盤という価値
★★★☆☆
vsシオマネキング時の有名なショットのジャケ写に
まず、やられる。
新1号の宣材写真といえば、やはり、この写真だよ!
音楽集のT〜Vに収録できなかった曲が
収録されているので
どうしても、搾りカス的な感じな否めないが
藤浩一(子門真人)Ver.の「レッツゴー」があったりと
見逃すことができない曲も収録されている。
1号〜V3までしか好きじゃないオレとしては
Tと、このWがあれば
もう充分すぎる内容で、これが1200円で買えるなんて
イイ世の中になったもんである。
しかもアナログ盤じゃないから擦り減ることも無い。
音楽:菊池俊輔!V3主題歌の宮内洋、水木一郎〜子門真人の豪華リレーが聴きもの!同アルバムIからIIIの未収録曲を8作品から収録。
★★★★★
『仮面ライダー』シリーズ、第1作からスーパー1までのうち、これまでの『仮面ライダー ANIMEX2000シリーズ』IからIIIに未収録の曲を集めたアルバム。
特に主題歌「9. 戦え!仮面ライダーV3」の宮内洋1人コーラスなしヴァージョンと、水木一郎〜子門真人の豪華リレーが聴きものです!
それに加えて「1. 序章,レッツゴー!!ライダーキック(藤浩一,メール・ハーモニー)」は、第1作の主題歌を藤浩一(子門真人の旧芸名)で収録。
カラオケに楽器でボーカルパートを追加した一種のインスト)
未収録集にありがちな、余ったマニアックなパーツの寄せ集めでは無く、主題歌・挿入歌のメロオケ(カラオケに楽器でボーカルパートを追加したインストゥルメンタル曲)風楽曲のため、聴き覚えのあるアップテンポの曲が多く、聴きやすい構成です。
また、シリーズ8作品から収録しているので、各作品のエッセンスを少しずつ楽しめるアルバムになっています。
菊池俊輔氏は、1971年の第1作から1980年のスーパー1まで、約10年間にわたるシリーズ全作品の音楽を手がけられたことは、すごいとしか言いようが無い。
無論、この間にテレビ、映画、アニメなど幾多の作品に携わったわけで・・・・・・・・
また、このジャケット写真もカッコイイ!ダブルライダー(1,2号)の頃、ブームに油が乗っていた時期、こういう海岸や自然を活用したアクションシーンの印象が強いです。
オリジナルCDは1985年にリリースされたもので当時2800円で購入、そのブックレットには各曲解説がありましたが、[ANIMEX1200シリーズ] では解説は削除されてます。
そのかわり、リマスタリング盤としての再登場。
現時点では、完全収録盤も出ているとは思いますが、この値段で、10年にわたる「仮面ライダー」の世界を気軽に楽しめます。
4枚揃えてライダーごっこ!
★★★★☆
「Ⅰ」から「Ⅲ」までで収録されなかった曲で構成される総集編。第1期~2期のライダー音楽が駆け足ですが、満遍なく楽しめます。そりゃあ既にBGM大全集をお持ちの方には不要だろうが、まだの方はぜひ!4枚揃えたって安くコレクションできます。
そして、なんたってこのジャケット写真のカッコよさよ!ファンなら承知のショッカーライダー編の初戦からの有名なショット。これに燃えないライダーファンはおるまい。おいらはプレーヤーがなくなった今もアナログディスクのこのジャケットがカッコよすぎて捨てられませーん。