パラメトリック系3DCADのバイブル
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本来、パラメトリック系3DCAD(SolidworksやPRO/ENGINEERなど)を導入することでフィーチャ履歴や拘束条件などを駆使して設計ツールとして最高のパフォーマンスを発揮するはずなのですが、フィーチャ属性や拘束条件が把握できないまま設計をしてしまいがちです。
このような設計をしてしまうと、いざ設計に変更が必要になった場合
「作成した時間の何倍もかかってしまう」
↓
「これなら一から作り直した方が早い」
↓
「やっぱりノンヒストリ系のCADを使った方が、、」
といった本末転倒な結論に飛びつきがちです。
本書は「設計ツール」として使いこなすために必要な考え方を基礎から丁寧に解説してあります。
入門書にありがちな完成作品をトレースしながらコマンドを覚えるといった構成ではなく、あくまでも形状を考える過程をフィーチャとして再現する設計プロセスを考慮した構成になっていますので一通り基本的なコマンドを覚えた方には是非お勧めです。