もっと抽象的なものと、もっと具体的なものの両方が欲しいかも。
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システム監査基準は、メインフレームなどの特定のシステムを前提としているようなところがあり、たいへん分かりにくかった。
そのため、システム監査基準を理解するために、本書を見た。どういうシステムを前提にしているかがなんとなくわかったので、もっと汎用的に使える基準と、もっと具体的なガイドの両方が欲しくなった。
特定の人達にちょうどよいものも、別の人達には抽象的すぎたり、さらに別の人達には具体性がないように見えるのが、ITシステムにつきまとう制約かもしれません。
また、国際規格、JISに対応した用語との比較表が、もっと精細に作られる必要性を感じています。国際規格についても、セキュリティまわりは、さまざまな視点で作られており、それらを統合するような基準になっていて欲しい。
基準は、改訂は国際規格の改定の年数である5年を目途にお願いしたいので、解説時点で次ぎに改訂して欲しい事項を列記してあると嬉しい。