家を建て直す?
★★★☆☆
さしあたり電化製品にアースを取れば良いのだが、根本的には
家を立てる段階から徹底的に電磁波を遮蔽する必要があるという
のが論旨。
可能な限りアースは取った方が良いなとは思ったが、オールアー
ス住宅にするのは簡単ではないし、アースプラグがないコンセン
トでアースを取るためにエルマクリーンという製品を使えば良い
ということだが、それもなかなか価格は高いし、もう少し現実的
な解決はないものだろうかと思った。
また、電磁波の基準が厳しいスウェーデンに比べて日本は許す
ぎる=日本の住宅は電磁波で大変だ、という話なのだが、そもそ
もスウェーデン(あるいはヨーロッパのどこかの国)は良くて日
本はダメだというような話は、この手の話で良く聞く論法である。
著者が開発した機械ならスウェーデンの基準も通るような電磁波
除去を可能にするというような議論は、スウェーデンの基準なら
人体に無害だということが前提になるわけだが、スウェーデンの
基準も日本の基準もともに有害、あるいはともに無害ということ
も考えられるわけだから、スウェーデンの基準がなぜ望ましいの
かという説明をまずしてもらいたいものだと思った。
どう見てもうさんくさい
★★☆☆☆
ご本人がいたって真剣なのは伝わってくるのだが...
いわゆるオルタナティブ治療などと同じく科学的な根拠はなさそう。
そして、オルタナティブ治療や「マイナスイオン」と同じくらい害が
ありそう。
電流が流れなければ仕事量もゼロ、したがって影響もゼロと思うのだが
この本によれば、スイッチを切った配線からの電界だけでも気分が悪く
なったり病気になったりするという。
さんざん脅されると、たしかに体に悪いような気がする人も出てくるだ
ろう。そして、家を建てるときに配線に恐ろしく手間と金をかけてシー
ルドを施してしまったりするのだろう。
やっぱり日本は遅れているんですね。
★★★★★
この本に書いてある内容を信じない人がいるでしょう。
でも、それは3年後には「しまった!」と言えます。
もし、現在、本気でいい家を探しているならば、図書館で借りてでも読んでください。
答えは、その後でも十分です。
ちょっとしたことでも知っているといないとでは大違い、を実感した
★★★★★
身近な電気製品の電磁波の防ぎ方を解説。住まいそのものに電磁波対策をほどこす新しい建築法の可能性も紹介されているが、私はパソコンにアース処理をほどこすことで再びパソコンが使えるようになったのが有難い。
(追記:素人だが、手持ちの簡単な測定器で測ったら電場は大幅に減少した。だが、重い電磁波過敏症の方、電磁波以外のもの(プラスチックの可塑剤、その他)に反応する方の場合はこれだけでは解決しないかもしれない。私も状態は改善したが、長時間使わないよう気をつけている。)