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東京旅行記 (知恵の森文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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歩いて食べる ★★★☆☆
 1991年にマガジンハウスから出た単行本。そのときは文庫化されなかったのだが、10年あまりたって、「郷愁」という意味での価値が出てきたことから再刊されたらしい。
 新たに一章が付け加えられているほか、各章ごとに2004年時点でのデータが書き加えられている。
 東京の町をぶらぶら歩き、美味しいものを食べたり、珍しいものを見たりという、散歩の本。取り上げられているのは、東京タワー周辺、浅草、国立、原宿、柴又など。わりと古い町の姿を残している場所が多く、確かに郷愁をそそられる。
 これを片手に散歩する人もいるらしい。私もやってみよう。
 しかし、紀行文としてのレベルはあまり高くないように思う。
つんのめって歩く袋小路のいとしさよ ★★★★★
十数年前にマガジンハウスから出ていた本です。まだ「散歩の達人」もなく、谷根千ブームでもなく、路地裏をウロウロする散歩がメジャーな存在でなかった時代に、色々な町をウロウロ歩き、酒を飲み、フラフラ帰っていく、それだけのことを書いたこの本はとても新鮮でした。時折思い出してはまた読みたいなーと思っていたところへ、知恵の森文庫からの復刊!こんなに嬉しいことがありましょうか。長い年月を経ているので、各章の末尾に、現在の様子が補足されています。
焼き鳥にコップ酒が欲しくなること請け合い(?)の一冊。
枯れるのも悪くないなと思ったりする一冊でもあります。