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SAPIO (サピオ) 2010年 9/29号 [雑誌]

価格: ¥514
カテゴリ: 雑誌
ブランド: 小学館
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現代日本の現実を知る! ★★★★☆
国家警察29万人とセックス特集狂騒曲の二本の特集を興味深く読ませて貰ひました。
警察組織が現在も増殖、膨脹する唯一の官僚組織である事、テレビドラマで人気を博してゐる事等の基本的な内容を把握できたのはよかったです。セックス特集の急増状況が、現代日本の暗喩になってゐると感じました。目安となる情報を欲してゐる現況が分かりました。
そして、深川峻太郎のみのもんたリコールは喝采しました。裏付けリアリティのあるコメントだと強く感じました。小林よしのりの天皇論追撃篇は、少し過激だと感じます。
2大特集が面白かった ★★★★★
前半部は国家警察の特集。
膨張を続ける警察組織の内部を複眼的に検証。
特に印象に残ったのは、SATの詳細。
意外に誰にでもSATになるチャンスがあるというのが意外。
交番のお巡りさんにも「元SAT」はあり得るなんて全く知らなかった。
また、警察組織での出世と金の問題や都市伝説的な警察内部の情報も検証しているほか、最近の「警察ドラマ」のリアル度チェックや「警察小説」にまで話題が拡がっているいるなど、かなり楽しむことが出来た。

後半部では、最近のセックス情報の氾濫を検証している。
確かに最近こうした特集の雑誌が多いと感じていただけに、興味深かった。

今号はメインの2大特集が優れていたため、お得感があった。
『WiLL』のレビューでは「もういいや」と言ったが ★★★★★
やはり、もう一度だけ彼について書いておく。



今号は性の氾濫について特集を組んでいる。

戦後、日本では「性の解放」が叫ばれた。

その結果、今ではそこら中に性情報が蔓延している。

このままで日本は大丈夫なのか?という趣旨のものだ。

この特集に対して彼は、日本は諸外国よりも性犯罪が少ないと指摘し、〈セックスなぞしなくても今は満足できるという仕組みは女性にとってむしろ幸運なのかも〉〈現状のままで規制なぞして欲しくありません〉と異議を唱えている。

しかし、それでは子供が生まれない。「性の娯楽化」で民族滅亡がフェミニストの狙いとは、今まで保守派が散々議論してきたことだ。

また、前号のレビューでは〈職無き方でも無職という職についているのだから、「胸を張れ!」と言いたい〉と述べていた。

「無職も職の一つ」という認識で、親に敬意を持てる人はいないだろう。

もはや彼の正体は明白だ。



小林よしのり氏が「今は女性の時代」というようなことを言っているが、私もそう思う。

例えば、『週刊ポスト』のオピニオン企画「男たちへ!」(8月27日号)と反論オピニオン「女たちへ!」(9月17日号)を読み比べてみても、明らかに女性陣の方に分がある。
追撃篇は今回で一段落のようです ★★★★★
TVや新聞などの大手マスコミだと、ステレオタイプな結論でお茶を濁してしまいそうなネタを鋭い切り口で検証してくれるところがSAPIOの持ち味だが、今回の警察とセックスの特集にもそれがよく表れていた。特に、大谷昭宏氏のリベラルよりな視点から警察の監視体制の強化を批判的に分析した記事は印象に残った。いくら社会全体が不安に包まれているとはいえ、監視カメラが際限なく増え続けることには私としても危惧を覚えるところである。

個別の記事では、雑誌のセックス特集についてみうらじゅん氏に聞いたインタビューが秀逸。いかにもロックンローラー的(変な比喩でスイマセン)な氏のユーモアがたっぷりと積まっているので、ファンの方はぜひご一読を。

また、おなじみ小林先生の「ゴー宣」天皇論・追撃篇の方では、旧皇室典範制定時に皇統を継ぐ資格が男性のみに限られた理由を「男尊女卑」の感情が背景にあったこととしておられるが、個人的にはこの結論によって、皇位継承問題を巡る論争はほぼ終了したのではないかと思う。

P.S. ゴー宣の欄外に今年の12月に今までの「追撃篇」分をまとめた「女帝論」を刊行する予定との情報あり。チャンネル桜の方でも小林先生の女帝論に対する反論本の出版を企画しているらしいので、皇位継承問題に興味のある方はぜひ両方を購入して、「公論の場」に参加するための材料としていただきたい。
濃密度、今回は大満足 ★★★★★
久々に大満足の内容だった。

「国家警察29万人のリアル」が本号最大の特集記事であるが、とにかく中身が濃い。とくに後半の「SAT」や「特殊部隊」に関しての記事を興味深く読んだ。

「ゴー宣」について。ここしばらく本連載では個人あるいは特定の集団を攻撃するばかりであまり内容がなかったが、本号ではその要素が取り除かれた分(喩えるなら、本連載を覆っていた黒雲が去ったような感じ)、読みやすく、内容もあった。久しぶりに「なるほどなぁ」と思いながら読むことができた。

あと、深川峻太郎氏の「日本人のホコロビ」、今回は“みのもんたリコール”というタイトル。私も氏と同じく彼の番組は避けて見ない。彼に限った事ではないが、番組の司会者やコメンテーターの発言の質の低下がひどい。本欄で「テレビ司会者もリコールの対象にしたい」と深川氏が述べているが、まったくそのとおりである。