興味たっぷり
★★★★☆
現状の脱税状況を興味深く知ることができました。以前映画であった「マルサの女」で描かれていた時代とは様変わりですね。
現代政治の現在を考へさせられた!
★★★★☆
今号は読み進めるのが、スムーズに行かなかった。これはといふ手応へを当初感じられなかったのである。しかし、じっくり読む中で、渡辺喜美の言論もそれなりの訴へる力があるやうに思はれ、今度の参院選挙の方向が見えて来た氣がする。リスクを取るといふ事と民主党の欺瞞的行動の指摘は頷けた。小林よしのりの大原、櫻井批判は、悪くはないが、もう少し慎重な表現の仕方があるのではないか?サッカー選手における戦争、民族、自由といふものを正面から取り上げてゐるのはよかった!!
ロシア外交に注目
★★★★☆
大前研一氏がロシアの権力構造が変化しつつあることを指摘している。「ロシアは実権はプーチン首相が掌握しており、メドベージェフ大統領はその実質的部下にすぎない。」というのが私の認識でしたが、
大統領がアメリカ、アルゼンチン、ウクライナ、トルコ、ノルウェーとの外交で次々に「結果を出し」、プーチン首相が、目立たなくなっており、日本の北方領土交渉の絶好のチャンスとしています。
どの程度本当なのかわからないが、6月20日(日)の経済新聞にもメドベージェフ大統領の親欧米路線が鮮明になったという記事が載っています。私にはかなり重要情報。
SAPIOはロシア情報には相変わらず強いですね。
富坂聰氏の「習近平が中国人民にひざまづく日」もなかなかユーニクです。全国人民代表大会での多くの代表の発言がネットで批判され、「共産党独裁」から「法治なき民主独裁」に振れる可能性を指摘しています。
業田良家氏の漫画もいつも楽しみにしていますが、今回の「海の中で小沢幹事長に鳩山前総理がしがみつき、鳩山前総理にアクアラングをつけた輿石東がしがみついている場面」には思わず大笑い。
改めてサピオの読者層のレベルの高さを感じました。
国税庁の研究
★★★★☆
前半は国税庁を取りあげこれまで起きた政治と金の問題を中心に特集している。
この中で、政治とは関係ないが、FXでボロ儲けし税金を申告しなった磯貝氏の記事は面白かった。
氏は10億円以上稼ぎながらマルサに踏み込まれ20年かけて税金を払う(1億6千万円の脱税)計画にあるという。
後半部分はWカップと政治の問題がメイン。
イビチャ・オシムの記事はサッカーファンにはお薦め。
国際派雑誌が、国際的大惨事を報道しない謎
★★★☆☆
今回のSAPIOは前回よりまともな感じを受けました。
サッカーワールドカップが近い所為か、サッカーと政治がらみのお話が多いです。
オシムさんの内戦時代のお話は必見です。
内乱の中、民族という人間区分で離れ離れになっていく選手たち。
・・・綺麗ごとではない、生の民族紛争のお話。
ただ、やっぱり内容は国税局のお話以外は海外の問題が多く
「おい!!口蹄疫の話は!?」の自分の感想です。
やっぱりどこからかの(詳しくはコメントで)統制を食らっているのか。
今日もまた新しい被害が拡大しています。
もはや国全体の大惨事なのにサピオは記事にしないのか・・・。
海外では全世界的に大きく報道され、日本の畜産物の輸出禁止もされている。
国際的にも大問題のこの事件を、
なぜ国際派雑誌と評するSAPIOは記事にしないのだろうか?
雑誌の編集のタイムラグはそこまで惨いのか。
あらためて雑誌というものの存在価値を考えてしまう。
小林よしのりの「ゴー宣言」を除いて☆3の評価。
何故に「ゴー宣言」を評価外にしたのか?
それは自分のアシストが皇位継承ディスカッションに出席した伝聞のみで
櫻井よしこさんと大原康男さんをカルトと断罪していること。
自論に自信があるのならまず対談で討論して議論して欲しいのですが・・・
「ゴー宣言」ではどんどん小林氏の孤独が浮き彫りになっていく。
一皇族の親王様を名指しで批判している。
一皇族の親王様が好き勝手発言しているという状況は
天皇陛下も(そしてその直属の)宮内庁もそれを容認なさっているということ。
私が記憶している限り、その方は確か秋篠宮悠仁親王殿下がお誕生になる以前から
おっしゃられているのですから・・・長らく陛下のご意思に反する話をされているのなら
ご本人にご注意が行くのが普通でしょう。
その昔、「人格否定発言」をなすった皇太子殿下に対して
「残念」とまでおっしゃられた陛下なのですから。
さて次回、小林氏は皇位継承権のある方と直接対決するおつもりですか。
個人的には親王殿下としっかり討論して欲しいものですが。
実名を挙げた以上・・・あの御方も対決されるのは確実でしょう、病身を押して。
小林よしのりさんも元凶と実名をあげて断定した以上は、
親王さまと櫻井さんとの対談と議論を直で戦わせてください。
本当に櫻井さんを洗脳しているのかどうか、直に確かめてください。
今回のように直接参加していないのにレポだけで商業誌で断ずるのは
卑怯に思えます。
それ以外にも気になったことがあります、続きはコメントで。