インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

SAPIO (サピオ) 2010年 5/12号 [雑誌]

価格: ¥535
カテゴリ: 雑誌
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
「よしりん憎けりゃ『SAPIO』まで」の不毛 ★★★★★
「坊主憎けりゃ袈裟まで」という言葉があるが、最近では「よしりん憎けりゃ『SAPIO』まで」という言葉が出来たのか?と思える。

今号の特集は「詭弁を弄する悪い奴ら」。内容はクジラ・マグロ禁漁問題や夫婦別姓、外国人参政権など。呉智英氏の「『陰毛』論争の不毛」は笑えた。

でも、「よしりん憎けりゃ…」だとこんな感じ。

「日本はあかんあかんのネガティブキャンペーンに見える」

『WiLL』や『正論』はどうなるんだっての。

5月26日号は趣が違ったが、そちらについては「本当に内容は薄い」。

その次の号では宮崎の口蹄疫問題を扱っていたが、それへの反応は「冒頭にあるだけ」。本誌は国際情報誌ですけど。

一番馬鹿げてるのはこれ。

「第二民主党と他の誌(評者註・『正論』のことです)から揶揄される党の長を表紙にするあたり、危機感もないなが感想」

これ言ったら『SAPIO』は何度も金正日を表紙に・・・よくよく考えたら、一番渡辺喜美氏を使ってきたのは『Voice』じゃないか!

三輪そーめんさん、貴方が本誌をどう言おうと構いませんが、いくら何でも低レベル過ぎやしませんか?
日本小粒の時代!? ★★★★☆
今回の号は、振るはない現状日本を感じる憂鬱なものでした。どうしようもない主張を繰り出す「夫婦別姓」論者、「外国人参政権」論者、「国旗国歌反対」論者がゐる国・日本。鋭いさういった存在への批判があるものの、それを許してゐる日本の現状は、誠に情けない。松平康隆の日本らしさと覚悟を喪失してゐるとの巻頭言は、根源的在り方を問ふものである。そして、井上和彦がレポートする戦争英雄発掘の特別読み物は、大いに感化を受けた。唯、水間政憲、佐藤優、小林よしのりのコーナーについては、ベクトルの定まらない方向性を感じてしまった。
良い刺激になった ★★★★☆
SAPIOは初購入。中立的な者の素直な感想を投稿します。

一言でいえば、面白くて、視野が広がりました。

特集記事の、日本史上最強の「女傑」は誰?や、

日本スポーツの記事は面白くて、

休日うちにきた友人達も見せて話題にして盛り上がりました。

メダル数についてのグラフは力が入っていて、見応えがありました。

「詭弁を弄する悪い奴ら」は熱のこもった執筆です。

読みやすいのが何よりも良心的です。意外と中立的な内容に思えます。

そう書くと、バリバリの右派の方は、

そんなことではまずい(?)と思うかもしれません。

当雑誌としては、私のような一般人が読んでも調度よいのが良いのか

難しいしいところです。失礼しました。
いつもながらの面白さ ★★★★☆
 私はあまりスポーツは見ないのですが、「かってないほど弱くなった日本」の

オリンピックのメダル獲得数の変化、相撲の優勝力士のウィンブルドン化

(平成18年の栃東以来日本人力士の優勝はないそうです)をグラフ・表で見る

とガックリ。「失われた経済」と歩調を合わせるかのようです。

 大前研一の民主党批判が厳しい。民主党は「サイレント・マジョリティーを代表

代弁する都市型政党だった」のが今やその面影は無い。

また、鳩山首相のリーダーシップの無く日本のCEOとしては「失格」とのこと

例によってコンサルタント的物の言い方ではありますが、一読に値します。

また、松原聡(東洋大学教授)櫻井よしこの対談では、早速、郵政「巻き戻し」が

批判されています。結局、小沢幹事長は票と資金が欲しいだけなのでしょうか?

昔言っていたことと反対のことを亀井大臣にやらせようとしているようです。

いつもながら、グサッと現実をえぐり取ってきた記事多し。
雑誌の断末魔 ★★☆☆☆
ざっと読んだ感想は、日本はあかんあかんのネガティブキャンペーンに見える。
読んでいる内に心が閉塞していく。
危機感を煽り立てているだけの印象が強く、
結局は亡国あるのみの印象しか与えない。
こちとら、こういう雑誌が言われる前に色々やっているし
何人も同じことをやっておられる。
右派誌を標榜するなら、せめて文句をつけながらも
読者に対処法を実践させるような、戦闘的な紙面にすべきだと思う。
リアルタイムのネット情報に比べて、雑誌がいかに時代遅れであるかを実感させてくれた。
待ち受けるのは滅びだとおもう。
少なくとも今のままではSAPIOはおしまいだと思う。

あと小林よしのりの漫画があまりにも見苦しい。
今回のSAPIOを読む気を失わせる原因の半分以上はこの人の漫画だった。
天皇制において、「遺伝子がどうだの側室がどうだの」、
これは秋篠宮悠仁親王殿下がお生まれになる前に、
さるべき御方(現皇族の御方)がおっしゃられたことではないか。
そして、これは何年も前のご発言なのである。
今更のお話の中で、高度不妊治療で生まれたり、非嫡出子の子供さんは生きるに値しないという
小林氏の余りにも冷酷で無残な傲慢さを感じました。
あと、男が側室を持ったら、女は絶対許さないだろうという発想。
本当に・・・あまりにも女という存在を卑小に見て、馬鹿にしていますね。
自分が子供を生めなかったら他の人でもいいから愛する男の子供は見たい。
そう思っている方もいらっしゃるし、私だってそうだ。
日本の家を守るためにあえてその手段を取ってきた何千何万の女性たちを
あまりにも侮辱した発言には本当に怒りを感じました。
彼の言わんとしていることは女系天皇推進なのだが
そもそもその考えに祭祀長たる天皇家の宗教的タブーが入っていない。
どうして女の子が家をついではいけないの?のお話ではない。
女には出来ない宗教的行事があるのだ。
(なお、男系の内親王は職務遂行できる度量があれば、天皇になる資格はある)
小林氏は天皇の祭祀長の部分を他の本で書いているが、なぜこの部分を理解できない?
否、そもそもこの国難時になぜこの話題を壮絶なる執念(否!妄念であろう)で描く?
決められるのは天皇陛下の大御心だ。貴方の理想を押し付けてはならない。
例えは余りにも無礼で卑俗だが、他のご家庭の問題に貴方の理想を横から口を出すなということ。
現皇太子殿下に対してもそうだ。今のご公務は両陛下や秋篠宮殿下の半分程度(宮内庁のHPより)。
これが意味することは何か?今までの皇太子殿下の発言を吟味すればなんとなく想像ができる。
歴史上、公務より私事を優先した皇族の方が取られる道はただひとつだ。
それくらい察することも出来ず(作家なのに第三者の心情を想像できないのだろうか?)、
己の理想を押し付けること自体が不敬そのものだ。

他のレビューにも書きましたが、小林氏は「古事記」を読んでください。