芋づる式・ほんのはたけ
★★★★★
【ま!間!】絵本の絵を見てま!作者が立松和平と聞いてま!と思った作品。ちなみにこの絵、伊勢氏は書く為に相当悩まれ、立松氏が構想を得た四万十川に行き、インスピレーションを得て「これだ!」と思い、その四万十川の水で絵の具を溶き絵を描き始めたという。生命間のつながりという間がテーマとして取り上げられている。都会から訳あって地方の祖父に元に来た孫。そこで幾つかの経験をし生気を取り戻していく。そんな話である。更に絵と文との間の取り方絶妙。絵本の名作の要素はこの間ではないかと私は思う。※当HPに著者・絵作者のインタビューの引用があります。宜しければ。星。ま、星5つ!