超電磁砲・第13話〜15話を収録の第5巻。

レベルアッパー事件もおおむね解決、新たな展開が始まる前の息抜きの巻というところ。

13話は、美琴たちが後輩から水着モデルを頼まれる話。
黒子、初春、佐天さんに加え婚后さんや固法さんまでが、水着姿を披露するサービス回ですね。
それぞれの性格が、選んだ水着に反映されていて面白いです。
カワイイものに目が無い美琴は、撮影後にひとりファッションショーを満喫。はしゃぐ姿が年相応で可愛らしいです。

14話はうってかわって、かなり真面目な内容。夏休みにとある高校に集められ、特別講習を受けさせられる佐天さんや、様々な学校の生徒たち。
その講習内容は「罰」のようでもあり、しかし深い愛情に満ちた特別な指導でもありました。
こういう温かみを感じさせるエピソードはいいですね。とても好きです。

第5巻でお勧めなのは、カバーデザインにもなっている水着になるシチュエーションです。第13話の「ビキニは目線が上下に分かれますけどワンピースは身体のラインが出ますから細い方しか似合わないんですよ」って水泳部員の子が初春に言った言葉がそのままサブタイトルになっているんです。

この回は、水着姿を見られるのですが、ぞれだけではなく絶妙なコメディタッチで描かれていて面白いですね。乱雑開放編に入る前のひとときの清涼剤といったストーリー内容になっていて楽しめます。