聖書の暗号―コンピュータ・プログラムが解読する3000年前に封印された予言

価格：￥1,995

カテゴリ：単行本

ブランド：新潮社

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一世を風靡（ふうび）した『聖書の暗号』の文庫版。聖書を「予言書」としてとらえ、イスラエルのラビン首相の暗殺を予言したとする著者の問題作だ。要は旧約聖書の文字の中から、ある単語が出現する文字の間隔をはじき出し、その文字の間隔で聖書の文字を並べ替えると、関連する単語が周囲から見つかり予言をなすというものである。

このように、聖書の中に予言などのいわば「秘儀」が隠されているという発想は古くからあり、カバリストと呼ばれた神秘学者らが多くのアプローチを試みてきた。そしてドロズニンらが行ったアプローチはまさにコンピュータが存在すればこそなし得た技である。実際に過去に起こったことが見事に予言されていることや、聖書という書物の特殊性もあって、なかなかおもしろい。

最も注目されるのは、このアプローチの妥当性と、未来の予言という点だろう。実のところヘブライ語の特徴として数字と文字が一緒の記号であることや聖書では子音表記のみで母音表記がないことなどから比較的意味のある言葉を構成しやすいということがいえる。また未来の予言については本書でも「ハルマゲドン」というお決まりの文言が登場してくるが、これに関してドロズニンらが予言を発見したが成就はしなかった。そのとき彼は「延期」の文字を見つけたとしている。そして未来は変えられると解説している。

なお、本書に対する突っ込みは『トンデモ本1999』（と学会）に詳しい。（斎藤牧人）

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3000年前から演出されている世界 ★★★★★

聖書に隠されている暗号に気がついた人の実体験を語った内容です。
実際に起こったことが、実は聖書にもう書かれていたというものなのですが
本当かよ？って思いました。
読み終えてみると、起きてないことを知るより起こったことが書かれていたことのほうが見つけやすいようなそんな調べ方しかできていないように思いました。

そして、これから起こるだろうことも、それは解釈によって微妙に変わってくるような内容だし
それが確実に起こるかもわからない。
だから、実際にそのとおり起こってくることもれば、そうでないこともあるようです。

ただ、まったく何もないところに、これだけの確立でその予言的な内容を見つけることができるわけはないので、そこに大いなる意志を感じさせるものではあります。

これはだいぶ内容の古いものなので、伊達さんの『聖書の暗号は知っていた』もお勧めします。聖書の暗号は知っていた【闇の絶対支配者】ロスチャイルド・イルミナティ・フリーメーソン (超知ライブラリー)

２００６年人類滅亡 ★☆☆☆☆

２００６年に人類が滅亡するという予言解釈本を出していた人がいたんですね。
こういうことを書く人がいるということを知っておくことも一つの必要な知識かとも思いますが、筆者は猛省してほしいです。もし最初からお金儲けのためにだけ書いたのであれば、反省する気持ちはもともとないのかもしれませんが。

外れてしまいました ★☆☆☆☆

2006年に人類の滅亡、核の大量破壊という暗号があり、著者のドロズニン氏も危機を感じていましたが、結局のところ今は2007年となったわけです。核の大量破壊、人類の滅亡はありませんでしたが、北朝鮮による核実験、周辺地質西部の虐殺ならありましたけどね＾＾

世間の不安を煽る本 ★★★☆☆

この本では2001年に起きた同時多発テロのことが書かれており、予言の中にそのことが書いてあったというが、発表したのがテロの起きた後であり、本当のことかどうか疑わしい。予言者というのは、いつも事件が起きてから実は自分が予言していたというが、本当にそうなら事件が起きる前に言ってもらいたいものだ。2006年に起きるという世界戦争については事前に予言しているが、現在の世界情勢からして全面核戦争になるとは到底思えない。あるとしたら、テロリストが局地的に起こすものであろう。予言が当たらなかったら、著者はどう責任をとるつもりなのだろう。

聖書の暗号を読んで ★★★★★

この本を読むまで暗号というものを信じていませんでした。ノストラダムスも全く信用していませんでした。だから、聖書の暗号もあれだけたくさんの文だから、いくらでも暗号のような物は見つかると思っていました。しかし、読んでみるとあれだけ正確な暗号がいくつも見つかり、現実の出来事になっているのです。そして、今発見されている中には、2006年に世界戦争が起こるという暗号が見つかっているのです。これにはとてもびっくりしました。他の暗号にはないことです。信用していない人でも読んでみると、納得する人がたくさんいると思います。絶対読んでみるべきです。