初めてこの雑誌を買いました。なかなかよかったです。

　「朝ごはん」というタイトルが付いているだけでそそられてしまう
のですが，前回（「しあわせな朝ごはん」の時）より完成された朝食，
言ってみれば「この方たちにしてみれば当たり前でも私にはちょっと
無理だよな…」という朝食が多くて☆四つです。前回はワイルド（？）
なものもあって「おお！これはおいしそう！」と思ったのですが，
そこらへんが洗練されてしまって残念な気がします。付録のハンカチは
使い勝手がたいへん良く，これを買ったと思えば損はないかも。

　今月号は、透き通った宝石のようなジャムから始まり、「朝」をテーマにした食べ物特集がよかったと思います。とくに、あの金井美恵子さんが寄稿された、朝ごはんのエッセイを読めたのはうれしい驚き！　雑誌の品格が一段上がりましたね。
　それに、「基本の卵料理研究室」では発見がありました。旅先のホテルで朝食にスクランブルエッグを頼むと、とろーりふわふわの、なんとも優しい感じの卵が出てくることが多く、いつも不思議だったのですが、湯せんで作っていたとは！　
　「天然素材の下着図鑑」も、外国製の高級品ではなく、オーガニックコットンなど素材にこだわった、手に届くプライスのものが紹介されていて好感が持てました。
　そして、最後の「無買日」特集も読みごたえがありました。ただ、取材したライターさんの無買日一週間の報告が、もう少し具体的だったらよかったのに。
　付録のaoとのコラボハンカチは、まさしく「天然」の雰囲気でいろいろ使えそう。ロゴ入り付録まっさかりですが、「天然生活」は流されないでほしいと思います。