過去問10年間と本書2冊もいるのか?
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同パーフェクト過去問10年分は必須だが,「分野別」もいるかな?
値段も高いしなぁと思いながら2009年本書を購入しました。
問題演習としてでなく,
インプット時に復習として本書を活用してよかったです。
本試験独特の言い回しや出題傾向などが効率よくわかりました。
また記載の「着眼点」や「解き方テクニック」が本試験や直前期の理解に結びつきました。
しかし本試験の「ペース配分」や「どの問題から解答をスタートしたほうが自分にとって最適か?」
などは本書でわかりにくいので,
やはり過去問10年分や模試のような本試験同様の出題形式の問題演習も必要と思います。
また本試験では本書や過去問10年分だけではまだ引掛け問題に引っ掛ると思いますので,
知識の正確性を上げるためには一問一答問題集などでの演習や確認をお勧めします。
実際本書は1回ざっと見てマーキングしただけで,
一問一答問題集など演習に力を注ぎました。
本書を購入せずに過去問10年分1冊でも十分と思いますが,
復習が効率的になり本試験イメージがすぐにできます。
試験後,過去問10年分や一問一答問題集は目を通しませんが,
本書「分野別」はたまに実務(不動産業ではない)や暇な時でも目を通すほどの愛読書(いいすぎかも)になっています。
本試験後も無駄にならないと思います。
重要な過去問のみを掲載
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宅建は過去問を取り込むことが非常に重要になってますが・・・
初学者がテキスト熟読(インプット)を一通り終えた時・・・
本試験型そのままの10年分の過去問(同出版社の場合は緑の本)を解いても、
いきなり全範囲を解くのはちょっとキツイうえに非効率かと思います。
なので分野ごとに問題が掲載されているため端からじっくり過去問を解き知識を定着させたほうが良いです。
本書は分野別だけでなく重要な問題のみ(250問)を掲載してるので、基礎あるいは重要な知識を短期間で定着することが可能です。
過去問10年分では多すぎる、あるいは重要なところだけの過去問を解きたいという人にはお勧めです。
本書の裏には
基本書→10年分過去問→分野別過去問…という順番に書かれてますが。
まだ知識が定着していない初学者には先に分野別過去問を買ってやっておいたほうが良いです。
それにより基礎知識が定着して、その後に10年分の過去問を解いた方が効率良いと思います。
更に1番詳しいパーフェクト宅建の基本書などとリンクしているので、解らないところをすぐに調べることが可能です。
本書は過去問を解く場合、短期間で重要あるいは基礎知識を定着するのにお勧めの1冊です。