童虎と輝火の決着、ワイバーンのラダマンティスの復活、テンマの父でメフィストフェレスのスペクターである杳馬によりテンマが幼い頃に姉のように慕っていたパルティータの子供である事を知るパンドラこの巻は各キャラクターの心理描写が見事です。

特にペガサスのテンマが自分の知る「テンマ」である事を知ったパンドラの心の動揺は
「過去にパンドラの取った行動」を含め本当に見事。

物語は佳境を向かえ聖闘士、冥闘士共に登場人物が少なくなってきましたがまだまだクライマックスとはいかないようです。

最後に輝火は生死不明ですが「フェニックスのセイントとして登場」とかはやめて欲しいですね（この巻の劇中で鳳凰の羽の様な描写があったので）、鳳凰座の聖衣はあまりに強力すぎてそのクロスを纏えたのは一輝が初めてであるとムック本に書いてあるので史実に背く様なことは避けて欲しいです。

昔からの聖闘士星矢のファンですが、LCを食わず嫌いする人は理解できません。
私は断然LC肯定派。正統続編と言いたいくらい。それくらいの力の入れようだし、凝った作りだと思います。
絵のテイストこそ違うものの、馴れれば、聖矢好きなら間違いなく虜になる。

相変わらず天馬の出番は少ないけど、次回は「あの人」と戦うことになるのか？
ここまで黄金聖闘士の生き残りは、シオン・童虎・アスプロス（一時消滅）・レグルス。
両軍だんだんと駒が少なくなってきたけど、最強ラダマンティスとは誰が戦うのか…。アスプロスか？
それとも３人でアテナ・エクスクラメーション発動で対抗？
今後、輝火がどうなるのか気になる…（最初見た時から味方になるような気がしてんだけど）

手代木さん毎日激務で大変でしょうが、続きを楽しみにしています！