童画家　武井武雄（1894～1983）により1935年に発行されたカルタの復刻版です。

武井武雄は『童画』という言葉を創出し、子どものための絵を総称する提案を行うとともに、子どもたちのための玩具作りにも積極的でした。手掛けたカルタやトランプなどのカード類は、わかっているだけでも十数種類。この≪ 幼児標準カルタ ≫は、テンポのよい語句と明快な絵柄でつづった傑作カルタの一つで、昭和初期の子どもたちが胸弾ませ、夢中になって遊んだカルタです。