当時バブル黎明期　金利も５％あった時代に創刊の頃チロっと見た記憶では、やたらとファンドマネージャーが台頭しマネーゲームで数字ばかりの羅列で、小難しい印象を持ち、ずっとパスしてましたが、某ラジオに編集長が月イチで内容紹介の番組を聴き、（バフェットの影響か？過去に痛い目にあったのか知りませんが）より企業の技術情報や方針中心の編集に変わっており、この内容なら･･･と今回はじめて手に取りましたが、読みやすくためになること多く　変わりように驚きました。
　今号では、「元気な株に乗り換えよう！」で長期を見据えた、将来性のある企業・信念を持った経営方針の会社30社をピックアップし、ビジュアル的にもわかりやすく解説されています。
　「買うべき投信　買ってはいけない投信」では、目論表他の多すぎる情報に惑わされず、最低限も見極めるポイント止まる項目や数値の解説。
　「世界のお宝ＩＴ株」では、iPad　Windows7　スマートフォン　クラウドにかかわる部品調達先企業の解説（日本　海外あわせて）
　が主な特集です。チャート的・株価的にねらい目とかのマネーゲーム的解説ではなく、日本の企業技術が、世界のレベルを相手に、将来生き残っていけるのか？　またヒット商品・注目企業そのものではなくそれに協力している素材産業や部品メーカーはどこなのか？は、私の最大の関心事で、他誌との差別化という意味でも、今後もこの編集方針を貫いて　マネー誌というより経世済民誌であってほしいと願います。
　（読者である個人投資家が、このくらいの情報で儲かるようになるとは思わないですし、実際私は、一進一退で損してばかりですが、儲かる情報ばかりに進んでほしくはありません）