よくわかる海と気象から購入
★★★★☆
結構値段が張る雑誌なので、結構ビビット来る内容のときには購入します。まさに今回は気象。イラスト風のページであるので、文字とビジュアルで非常に分かりやすい。海から見た気象ということで、期待通りの内容。お天気好きには非常にいい企画です。その他の記事もなかなかいい。あくびの話は面白いです。本当なのでしょうかね。
分かりやすいです
★★★★★
NEWTON SPECIAL「よくわかる海と気象」では海洋に起源を持つ大気現象について基本的な考え方、具体例、最先端のトピックが紹介されており、海洋の深淵なる役割にイメージが膨らみます。コモドドラゴンは迫力がありすぎです。一般的に興味深い話題の中に、最近の話題(はやぶさや口蹄疫)が含まれているのが嬉しいです。写真や図が美しいです。
海が作る地球の気象
★★★★☆
巻頭特集は「よくわかる海と気候」です。海を中心に、地球の気候変動のメカニズムを説明しています。Newtonらしい、美しいイラストが満載。世界各地の様々な海流の動きと海水温が大気に影響し、地球環境に多彩な変化を与えている様子がよく分かります。レジームシフトのような生態系との関連についての説明もあれば、さらによかったと思います。
「原子で読み解く身近な現象」という特集は、初歩的な内容が中心ですが、きれいなイラストで基本の基本を易しく理解させてくれます。また、一般人にとってあまりなじみのない「局所銀河群」の写真特集では、天の川銀河とアンドメダ銀河の周辺にある小型銀河群が、銀河の進化と形成を解明する上で最適な研究対象になっているという説明があります。
それ以外の特集としては、野口さんの宇宙滞在163日の記録、「大気圏再突入」の科学、巨大トカゲとして有名なコモドドラゴン、口蹄疫の解説があります。ニュース関連では、人工ゲノムを持つ微生物を作ったベンター研究所の成果などが紹介されています。