La Woman
価格: ¥994
71年、ジム・モリソンの死後に発表した7作目である。ジム・モリソン在籍での最後の作品となった。後期のドアーズの円熟したサウンドが味わい深く、初期作品に勝るとも劣らないエネルギーを感じる傑作だ。
まるでのっそりと動きだす猛獣のような<1>。軽快なのに重たい<2>、シンプルなブルースだからこそ彼ららしさが浮かびあがる<4>。やけっぱちの病んだロックンロール<5>。不気味な<6>。唯一安らぎを感じるような<7>。ジョン・リー・フッカーのカバー<8>。刑務所でリンチを待つような切迫感の<9>。ほか、ジムの最期を象徴するような名曲<10>などを収録。(麻路 稔)