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“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)

価格: ¥648
カテゴリ: 文庫
ブランド: エンターブレイン
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可愛らしいと思うが ★★★★☆
心葉に思いを寄せる新入生の菜乃が登場。
遠子の卒業によって離れ離れになった心葉は、すっかりヘタレになってしまい
菜乃の猛烈なアタックをかける。一途な思いに翻弄されます。

ただ、心葉の態度を観ていれば、けっこう反感を感じる人が多いのではないでしょうか。
あんな一途な女の子に冷たいと心葉が悪いと感じられるかも知れません。
しかしそれを我慢して読み勧めると、心葉の気持ちを感じ取ることができるはずです。

作品のタイトルは、「文学少女見習いの初恋」と見習いが付きますから
菜乃は、まだまだ遠子のようにはなれないって意味でしょうけど
彼女の態度に心葉が次第に遠子を重ねる様子も感じられます。

それと前作まで遠子が果たしていた役目は、完全に心葉の役目となります。
これまでは基本的に遠子に心葉が振り回されながらも真相に辿りつき、遠子が謎解きをするというパターンでしたが
この「見習い」では、菜乃に心葉が振り回される事になりますが、謎解きは心葉の役割となります。
もう一つの見ものは心葉と菜乃の漫才です、菜乃がボケをかまし心葉が突っ込みを入れる形で二人の漫才が、物語をほのぼのとしたものにするでしょう
これはこれですごく良い ★★★★★
遠子先輩がいない文学少女シリーズにあまり興味がもてなくて読んでいなかったんですが、
すごく面白かったと思います。

文学少女らしさが損なわれていないといか、あの優しくてどこか影のある雰囲気がそのままでした。
今回の題材は「曽根崎心中」というだけあって、かなりドロドロしていて
途中まで救いが全く見えないのを読むのは、かなりきつい。
それでも最後はそんな物語から救いを見つけ出してくれるのが文学少女です。
あの貝殻に込められた想いを知ったときは、かなり涙腺にきました・・・。
挿絵とマッチして、すごく綺麗なシーンです。

菜乃ちゃんにはまだ少し違和感があるんですが、それも段々なくなってくると思います。
ここから、本編のラストにどう繋がっていくのか期待です。
面白い・・・・素直に面白いです。 ★★★★☆
私は文学少女シリーズが大好きです。
しかし、物語としては完結したものと見ていました。
なので、こういう形で新たに続編始めると言うのが、あまり好ましくありませんでした。
あらすじ読んだときに、切なさを押し売りするような作品になるのでは、と危惧していたため、
発売してから今まで読まないようにしてたんですが、文学少女愛に負けて買ってしまいました。
読んでみると、まぁ予想通り。切なさで始まり、切なさで終わりました。押し売りです。
それでも高評価なのには、もちろん理由あります。それは今シリーズのヒロインです!
あまり詳しくは書きませんが、野村美月先生にやられた!って感じです。
結末が分かっていようと(?)応援せざるを得ないじゃないですか!
切ない小説のために造形されたようなキャラクターと言って良いでしょう。
遠子先輩の大きさを分かっていながらも、読者としては菜乃ちゃんも応援したくなります。
2人の関係をどう締めるのか、作者の腕の見せ所でしょうが、大丈夫だと信じています。
とにかく次巻に期待!!
純粋に続編として読むならいいかもしれない ★★★☆☆
物語は心葉が三年になった頃のお話です。 ヒロインは心葉に一目惚れした一年の菜乃という少女。 菜乃は心葉に近づくために文芸部に入部するのですが、なかなか相手にしてもらえず。 ちょっとしたことで知り合った女性と仲良くなり、やがて事件へと首を突っ込んでいきます(巻き込まれるわけではなく)。 内容は、本編の文学少女と変わりなく良いとは思います。しかし遠子の出番はまったくなく(仕方ないけど)、ななせの出番もあまりなく、個人的に気になっている流人×竹田さんカップルも出番がない。 菜乃はいい子なのは分かるけど、振られた直後に心葉に××をするのは正直どうかと…。遠子派かつななせも好きな私としてはかなり嫌な気がしました。 何より許せないのは、心葉に近づくために文学少女になろうとしていること。遠子のことを知りもしないくせに厚かましいと思ってしまいましたよ。 別のレビューの方が「あんな一途な女の子に心葉は冷たい〜」と書いてましたが、そもそも好きでもないし、うざいと感じている奴に優しくする人なんてあまりいません。
批判ぽくなりましたが、本編は良いです。しかし菜乃が好めないので、☆は3つ。
成長した井上心葉と、“文学少女”見習いの日坂菜乃の、悲劇と悲恋の物語 ★★★★★
日坂菜乃は、新しく入る高校の前で、何度も、何度も強く誰かの名前を叫ぶ少年を見てしまう。その姿に惹かれた彼女は、文芸部への入部を決める。それが、叶わない「初戀」の始まりだった……

という訳で、ついに外伝の刊行が始まりました。一応確認を取りますけど……この本を買う方は「本編」既読の方だけですよね? 未読の方が「外伝だけ買おう」なんて愚行するなんてないですよね?

話を戻して。今回から日坂さんが語りに交代しました。「初戀」は叶わなくても、“文学少女”としてまだまだ未熟な彼女がどんな成長をしてくれるか。気になります。
心葉、どうしてこんなに格好良いんだ! だけど相変わらず、他人に振り回されて、いつの間にか振り回している無意識(無為式?)の技術はなんだ(笑)。
あと、琴吹さんが。日坂さんに言われ、……これ以上は語りたくないですごめんなさい。本当に痛々しい。彼女の幸せを祈ります。
最後の方になって美羽×芥川くんカップル(カップルじゃないから!! by美羽……絶対に言うと確信できます)が登場しました。……なんか、気になる事を言い残しましたが、これも伏線なんでしょうね。
他、今回出番のなかった流人×竹田さんカップルも気になるなぁ。
野村先生。短編集2巻と「見習い」シリーズ2巻、期待して待っています。

追記:まさか「キャプテン」とか「クローズ」みたいな展開にはなりませんよね? ……なりませんよね? 野村美月先生。