科学 2008年 06月号 [雑誌]
価格: ¥1,440
<特集1>・霊長類学60年──知性と社会性はいかに育つか・ 霊長類学の〈到達点〉――霊長類学60周年とアイ・プロジェクト30周年 松沢哲郎・チンパンジーから知る自己・他者・身体――チンパンジーから見た世界2.0 友永雅己・経験によって変わる世界の見え方 田中正之・心の発達と教育の進化的基盤 明和政子 ・物の操作にみられる知性とその発達――飼育下と野生のチンパンジー,ヒトとの比較 林 美里 [座談会] 霊長類学60周年にあたって(上)──フィールドワーク60年の伝統 伊谷原一×松沢哲郎×松林公蔵×山極寿一 <特集2>科学としてのメタボリック・シンドローム驚異の脂肪細胞 門脇 孝・急増する糖尿病患者とメタボリック・シンドロームの“落とし穴” 清野 裕・矢部大介・メタボリック・シンドロームの進化医学 井村裕夫・メタボリック・シンドロームの社会学 美馬達哉 〈新連載〉市民社会と行政法(第1回) 大浜啓吉 〈新連載〉 物理の響き♪こころのひびき♯♭――音楽への認知的アプローチ(第1回)歌は二つの響きを持つ 伊東 乾 [報告・解説] 南海トラフ巨大地震震源域への掘削調査を開始 木下正高・Harold Tobin・芦寿一郎・Siegfried Lallemant・木村学・Elizabeth Screaton・Moe Kyaw Thu・眞砂英樹・Daniel Curewitz・IODP第314/315/316航海乗船研究者<巻頭エッセイ 学ぶ・創る・遊ぶ> きみは今,椿なの.僕は今,人間だよ. 梶田真章 <心にのこる1冊>P. レヴィ著,飛田武幸・山本喜一訳『一確率論研究者の回想』 舟木直久<書評>クヌート・シュミット=ニールセン著,沼田英治・中嶋康裕監訳『動物生理学――環境への適応』 本川達雄 評