前作でめでたくリーグ優勝を飾った少年ホッケー・チーム「ダックス」。そしてコーチのゴードン（エミリオ・エステヴェス）は再びメジャーリーグをめざしてチームに復帰するが、試合中に再起不能の重傷を負い、失意のうちに故郷へ戻る。そんなゴードンにチームUSAのコーチの話が舞い込み、彼はダックスの面々を中心にチームを結成し、次々と勝利を収めていくが…。
   オチこぼれチームの奮闘を描いたスポーツ映画の第2作で、監督はサム・ワイスマンに交代。前作以上に主人公の浮き沈み人生とその再生が大きなテーマとなっていて、好感のもてる一作。連戦連勝のおごりでチームがバラバラになってしまうあたりも、いかにも人生の縮図的な構図になりえている。（的田也寸志）