パンク、ハードコア、ヘビィ・ロック、ヒップホップ、レゲエ、スカ、ボサノヴァなど、信じられないほど幅広い音楽要素をぶちこんだ楽曲を、わずか3人でパフォーマンスする本気で唯一無二のロック・バンド“10-FEET”による初のライヴ映像作品。収録されているライヴ映像は2004年に行われたSHIBUYA AXと日比谷野外音楽堂が中心になっていて、彼らのユニークで高品質な音楽性と“ええか！　ここでとことんストレス解消するで！”的な温かいヴァイブに満ちたステージングをばっちり追体験することができる。さらにメンバー3人のロング・インタビュー、結成当時（！）のライヴ・シーンなど、貴重な映像も盛りだくさん。爆笑したりホロリときたり切なくなったりしちゃう本作は、彼らの音楽にそのままつながっている。コアなファンはもちろん、「10-FEET？　名前だけは聞いたことあるんだけど…」っていう初心者の入門編としても最適っす。（森 朋之）