早速役に立ちました
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マンガ「ドラえもん」で、のび太が母親にこわい話をしてとせがむシーンがある。思いつかなかった母親は、炊いて何日かたったご飯を見てみたら、「こわくてこわくて」とのび太に話す。のび太はがっかりしていたけれど、当時、小学生の私は、意味がわからなかった。あれから長いときが過ぎて、この本を購入し、31ページに、「こわい」は富山や埼玉で、「硬い」という意味で使われているとの記述を見つけた。藤子不二雄先生、あなたは富山のご出身でした。全国の子どもに向けて書いたマンガに、富山の方言を「気づかない」うちに使っていらしたのかもしれませんね。
長年の疑問がスッキリしたので、いい感じです。08年に大学生にアンケート調査をして、情報が新しい点、巻末に索引がついているので、気になったときにチェックできるのもよいですね。